【読書】Humankind 希望の歴史

全く外出できない状況なので、読書する時間が多くなりました。この本はかなり気に入りました。

人間には、性善説と性悪説とがありますよね。

この本を読んで、意外と人間は性善説でとらえていいかもって、明るい気持ちを持てました。なかなかいい本だと思いました!

はじめて知ったのですが、第一次世界大戦のエピソードとして、戦場で対峙する兵士たちの行動は驚きました。

1914年クリスマスイブの出来事。前線の兵士たちが、互いにクリスマスの聖歌を歌い、気持ちを通わせて、こんな行動までとったそうなのです。
「「(わたしたちは)何年も前からの知り合いのように語り合った」と、彼は後に記している。「何という光景だろう──前線の端から端まで、ドイツ人とイギリス人が歓談しているのだ。暗闇から笑い声がして、火の灯ったマッチが見えた。……わたしたちは、ほんの数時間前に殺そうとしていた人々と語り合い、笑っていた」—『Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)』ルトガー・ブレグマン著




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?