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好きなVtuberをいっぱい語る

私のnoteの写真にたびたび写り込むこれ。

これは何かというと去年の秋頃買ったグッズ棚です。
今こーんな感じ!

ちょっと整頓が追いついておらず適当に仮置きしてるものも多くてごったごたなのですが。そのうち並べ直す。
これ全部なんのグッズかというと、Vtuber(ブイチューバー)のグッズでございます。

Vtuberとは何かというと。
ヴァーチャル(Virtual)のユーチューバー(Youtuber)、それを略してVtuber
架空のキャラクターの姿を纏って動画投稿したり配信活動したりするネット活動者の事です。あたかも漫画やアニメみたいなキャラクターが動いて配信しているかのような、架空の存在かのように見える形態なので『仮想(ヴァーチャル)』が頭につく訳です。そのヴァーチャル感を活かして、ファンタジックなキャラクター設定がついているVtuberも多くいます。
までも要するに配信者です。見た目はなんだかアニメっぽいけどちゃんと中に生きた人間のいる配信者です。少なくともこのnoteではそれだけわかってもらえたらおっけ。そんなVtuber達を追う事が日常になって早や2年。はじめはひとりふたりぐらいしか追ってなかったのに、気づいたら両手指で足りないぐらいの人数を追うようになってました。ごはん食べながら、在宅勤務しながら、家事しながら作業しながら。Vtuberの配信を見るのが楽しい。気になるライブやグッズを追うのも楽しい。
なので。この『#ハマった沼を語らせて』というタグを見た時にそれを語りたいなと思ったので、好きなVtuberを語ります。そしてやはりどこが好きかを語ろうとすると『私にはその人がどう見えているか』の話になってくるのですが、それはあくまでも『私視点だと』そう見える、というだけの話です。どう見えるかなんて人の数だけ変わりますし、真実なんて誰にもわからない。ファンに微塵も見せていない面だってそれはもう膨大にあるのでしょうから。ファンという立ち位置から見ている、いちオタクの視点に過ぎないことを前提に、聞いていってくれると幸いです。


加賀美ハヤト

加賀美インダストリアル代表取締役。愛称は『社長』。
たまにホームに流れてくるVtuber動画をちらちらとは見ていたものの、本格的にVtuberを追うきっかけになったのがこの人です。それまでVtuberのゲーム実況というものを舐めていた私だったのですが、ある日ホームに流れてきた彼のゲーム実況配信を見て、あれ……?面白いな……?となったのがきっかけ。実は私、長いことゲーム実況者を追うオタクをしてまして。そんな私に見事刺さった。
代表取締役という事もあって丁寧な敬語口調に柔らかな物腰、上品で美人な容姿。そこから繰り出される破天荒さや無邪気さや芸人っぷりというギャップがあまりにも刺さった。こんなに美人なのに言ってる事ずっと愉快すぎる。ゴリラみたいなパワープレイで大概を押し通っていく。と思ってたらハマり始めた2ヶ月後に3Dお披露目ライブに遭遇しまして、シンガー、そしてエンターテイナーの一面に陥落しました。あの時の衝撃は今でも忘れられないなぁ……すごかった……すごいライブだった……。
とてもクレバーに状況を把握しながらも能動的に選ばれる『好き勝手』。というところが彼にはある気がしてて、それが自分はもう好きで好きで。自分に多くのファンがいて、多くの視線が注がれていて、どんなイメージを持たれているのかどういう存在として見られているのか、すごく正確に把握してるように見えるんですよね。全容全てわかるのは無理ですが核は捉えている。概ねこんな感じだろうと要点を把握している。その上でひとつひとつの選択肢を『好き勝手』に選んでいそうなところが好きです。ともすると多くの人が自由がないと思い込んでしまいがちな局面でもそこに選べる自由がある事を認識していて、イメージに従うも、放り投げるも、その時々で『好き勝手』に選んでいく感じが、すごくすごく好き。

配信サムネイルがちょいちょいイカれている
同期とわちゃわちゃしてるの見れると多幸感で脳が溶ける


夢追翔

なんて読むと思います?この名前。
『ゆめおいかける』と読みます。すごい名前。
職業:バーチャルシンガーソングライター。自分で作った曲を自分で歌う、よく歌いよく喋りよく司会をするお兄さんです。先述の加賀美ハヤトの配信を見始めるとYoutubeくんが色んなコラボ配信をおすすめしてくれるのでそれで存在を知ったのですが、明確にハマったのは彼個人での雑談配信。2時間近くずっと喋ってるしずっと面白いこの人……ツっこみがキレッキレすぎんか面白……。そこから雑談配信を追い始め、そしてあっという間に他の配信にも吸い寄せられていきました。原神に詳しくなったのは彼のせい。
彼のどこが一番好きかなと振り返ると、やっぱり『ネガティブ』なところかなぁ。悪口。これだけ言うとシンプル悪口なんですけど、彼の、己の中にどうしようもなくある『ネガティブ』との向き合い方扱い方が大好きなんです。闇の深いコミュ障あるあるをよく口にするし、人間関係において楽観的な想定がほぼできない。それをまた軽やかにネタにして話すので面白くて笑っちゃうし、そういう思考に親近感を抱くファンも多いはず。私もそう。けど、そうして言語化ができるのは彼が自分のそういう面をたくさん直視したからじゃないかなと思っていて。軽やかに話す事ができるのは、社会が押しつけてくる『かくあるべき』という理想から手を離して、現実の自分を見ているからじゃないかな、と思うのです。それは彼が作る曲に特に表れていて。我々の内に確かにある、綺麗じゃないから目を逸らしがちな感情を、生々しくも鋭利に描き出す楽曲達。あれを生み出す目線が、そして表現が、好きだなと堪らなく思うのです。それもまた彼の『好き勝手』なのですが。加賀美ハヤトの軽やかなそれとは全く違う、酷く不自由な呪いの渦中から意を決して選び取るような、重い『好き勝手』が、とても好きです。

配信サムネイルはわりとちゃんとしてるのに
配信内容がちょいちょいイカれている


甲斐田晴

『桜魔皇国』という異世界の国の人です。職業は魔の研究者。魔というのはこちらで言うところの妖怪とか魔物みたいなそういう不思議な存在らしいですよ。同期二人と一緒に現代日本に渡ってきました。
加賀美ハヤト含め数人のVtuberがチームを組んでARKというゲームをやるコラボ配信がありまして、その配信をリアタイしてたら参加者に彼がいて初めて存在を知りました。なんだか初々しい子だなと思っていたら当時デビューから4ヶ月後くらいだったらしく。先述の二人を私が知ったのはデビューから1年2年と既に経った後だったので、Vtuberを追うようになってから私が初めて目にした『新人さん』という存在が、彼でした。
彼の好きなところはなんといっても『正直さ』だなぁとつくづく思います。この瀟洒な見た目からは想像もつかないぐらいコミカルで三枚目な言動をする彼。すぐドヤるし悪ふざけするし煽り散らかすし放つギャグは大体スベるし、空気は割と読めてない。好きなものは好きと言うし嫌いなものは嫌いと言う。何かにもやった時も悩んでいる時もあまり包み隠せずぽろぽろ口にしてる印象です。それ故に。彼は等身大の自分のまま舞台に立ち衆目へ魅せ、ファンに言葉を伝える人なのです。それが何よりも私は魅力だと思っていて、そんな彼が口にする言葉の数々に胸を打たれるのです。
彼の初めてのオリジナル曲『透明な心臓が泣いていた』にはまさしくそういう彼を感じてぐっとくるし、この曲を初めてファンの前で歌い終えた後に言った「ずっと愛してくれてありがとう!」という言葉を私はきっと生涯忘れない。ぼろっぼろに泣いた……。

実はギターも弾けるし作曲もできる
農業もする


闇ノシュウ

過去から現代に家ごとタイムトリップしてきた呪術師です。どちらかというと陰陽師っぽいタイプの呪術師らしく、配信画面やスパチャGIFには式神があしらわれています。これだけ言うとなんだか和風っぽいんですけど、彼の所属はNIJISANJI EN。英語圏のVtuberです。北アメリカの人。
Luxiemという5人ユニットのうちの一人なのですが、このLuxiemが気づいたら周りで評判になってたんですよね。あの新人ユニット面白いらしいぞと。その頃には彼らのデビューから2週間か3週間ぐらい経っていたでしょうか。英語圏のVtuberなんて見てもわかる訳ないやんけと思っていたらなんと彼らの発言を和訳した切り抜き動画がわっさわっさと生み出されており。それをいくつか見てまんまと沼に落ちました。面白すぎる……なんだこの人達愉快すぎるだろ……。気が付いたら配信をリアタイするようになりました。和訳なぞ当然されてるわけのない生配信を。英語ちっともわからないのに!
はじめは5人のコラボを中心に見ていたのですが、その中でもひときわ惹かれていったのが闇ノシュウでした。彼の『聡明』なところがとてもとても好き。同期のミスタ・リアスが「1kgの石と1kgの羽根どっちが重い?」と聞かれて石と即答した事でリスナーから笑われていたのですが、それに対してシュウが「『重量』なら確かにどちらも1kgで同じだけど、『重い』は主観的な言葉だから一概に間違ってるとは言えないと思う。」と話した事がありまして。あの視点がすんごい好きなんですよね。どこまでが客観的な事実でどこまでが主観的な事柄かを、冷静に見分けている感じ。そして主観的な事柄は人によって感じ方が違って当然だよねというのを前提に物事を考える感じ。あれがとても好き……。

初配信の自己紹介ムービーをいらすとやで作った男
ボケる時の頭の回転が良すぎる


まだまだ語りたい人がいるんですが、結構な長さになってきたので一旦ここで終わり。いずれ2つ目のnoteを書くかもしれません。いっぱい語れて楽しかったなぁ。

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