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雲南省③シーサンパンナの民族観光

西双版納(シーサンパンナ)は、いまでは「民族観光」地です。ほんの30年前まではそうでもなかったようです。

1980年代から本格化した改革開放政策や、近年始まった国家的計画「西部大開発」の構想でも「観光地およびリゾートの建設」が重要な目標とし観光による開発が一層後押しされて。。。。

民族自らの生活風景を外部へアピールしながら自ら観光業に積極的に取り組んでいるのもすごい。。。ここの生活圏内に入るだけでも入館料といいますか入場料は発生します。民族の人々の暮らしや風景を見ることができます。

ある民族たちの家では住居の2階をレストラン(食堂)として開放しています。昼近くになると呼び込みや勧誘が始まり、、、街を散策していると四方からレストランの店主たちが寄ってきます。

何件か実際の家を見てランチ食堂を決めることができるので少々時間はかかりますが一軒一軒覗いて見てまわることに、、、、。

外貨が入ることで生活が豊かになることを学んだ民族たちは必死です。

こちらのお宅の2階でランチをとることに。

2DK的な間取りで玄関を入ってすぐのダイニングで食事をいただきますがその隣の部屋は寝室であったり、、リアルな生活空間を垣間見ることも、、、。

メニューに「本日の選べる野菜炒め」とあったので。。。店主にたずねると 庭を指さし「そこに植えてある右か真ん中か左の野菜」とのことで 真ん中を選ぶとすぐにその野菜を収穫に。なんて新鮮なんでしょう。。(笑)

朝どれの川魚などもあり いけすのようなところから1匹とりバナナの皮を巻いて釜で焼く料理。

料理が出来上がるまでは庭のバナナをつまんで待っていてね。と、ゲストを楽しませてくれます。

「民族観光」はレストランだけではなく、民芸品の籠や刺子など刺繍をとりいれた衣服も販売しています。とっても器用。。。

#旅   #民族   #籠 #西双版納   #雲南省

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