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Fuck you London, I love you!

撮影の日、
明日は空港から飛ぶ
おそらく最後であろう海辺で朝ごはん


走って駅に到着
撮影時刻に少し遅れそうだけど、連絡してあるしたぶん大丈夫

ロンドンに近づくにつれて雨が降り出した
そういえば予報で言ってたっけ。
地下鉄でスタジオに向かおうとすると、途中で電車が突然キャンセル
ロンドンあるある
しゃーないここから近いしタクシー拾うか、、

時間、間に合うかな

Black cabは高いって聞いてる
はぁ、ここ数日荷物運んだりで金が飛んでるなぁ
なんて思っている傍、私の掲げるグッドサイン
川のように流れる車の中で
砂金のように光るタクシーサイン全部にスルーされ

1人でどうすることもできなくてただ道に突っ立ちながら
もうスタジオにたどり着けないかも
それにもう約束の時間も過ぎてしまった

ロンドン大嫌いと思った

仕方なくウーバータクシーを呼んだ直後
雨が降ってきた。
ぱらぱらなら無視、私はロンドナー!

あれ、、強くなってきてるなぁ、、
と思ったのも束の間

ドッカーーーーーーーーン、雷

うわ、やばそう
と同時に
ずああああーーーーとスコールのように雨が降った

もちろん傘なんか持ってない

あ!やっとタクシーきた!
横断歩道を渡った時、聞こえる音が
ザーー
から
バチバチバチっ!!
え!?雹!?!!??

空から降る大量のミルクキャンディみたいなやつに打たれながらタクシーに滑り込む

助かった〜〜
雨がに打たれる車窓を見ながら頭の中にはビリージョエルのFalling of the rainのイントロ

車が数分走ったところで空が晴れた

ロンドン嫌い

だけど、撮影で素敵な人たちに会えたし素敵にとってもらった

やっぱりロンドンにはいろんな出会いがあるから好きだ

帰り道、ABBAのアンダンテ、アンダンテを聴きながら2時間駅まで歩いた

道中、雨が降っては止んだ

ロイヤルアルバートホールとそれを映す道


帰りの電車、すごく綺麗だった

快晴

そんな1日だった。

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