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雨宿りができるカフェ

「虹を見たい人は、雨を好きにならないと。」
パウロ=コエーリョ


こんばんは。木曜日、おつかれさまでした。

前回の自己紹介に「スキ」が予想以上にきていて、驚いております。正直、ひとつも来ないと思っていました。
メール通知がくるようにしているのですが、
「作品が読者に届いています!」という言葉がくるたび心がふわっと軽くなります。
ありがとうございます。とっても嬉しいです。
気まぐれですが、「スキ」してくれた方の記事を拝見させていただいております。

長くなりました。本題へ。

今日、というかここ最近、大学の人間関係が上手くいっていません。仲の良い友達はたくさんいます。むしろ、クラスには仲の良い子たちの方が多いです。
少数の子達による悪口や陰口なのですが、今日とうとう限界がきてしまったようです。
「どうやって死のうか…」と無意識に帰り道に考えてしまっていました。さすがにこのままではいけないと思い、母に「遅くなる」とLINEをして、カフェに寄り道することにしました。

駅から徒歩2分のところにあるカフェです。
過去に何度か訪れたことはありましたが、1人で入るのは初めてでした。しかも夜に。戸惑いながらも扉を開けると、あたたかくて優しい、太陽のような空気が体の中に入り込んできました。
入ってすぐに、ふっと自分の力が抜けたのがわかりました。
ケーキがいくつか残っていたので、チョコレートのパウンドケーキと深煎りコーヒーを注文しました。

パウンドケーキは、チョコレートで周りがコーティングされていました。一口目を食べて、程よい甘さと優しい味に思わず泣きそうになりました。
普段深煎りはあまり飲みませんが、今日は香りを楽しみたかったのと、明日の自分へ喝を入れるために苦味のある深煎りのケニアを飲みました。

コーヒーとパウンドケーキ


窓から夜の街が見えます


ずっと大学では自分の行動を監視されていて、まるで首を絞められて息ができていない感覚でした。

ここではコーヒーを飲みながらサッカーを見ている人、ケーキをシェアしながら食べている家族連れと、誰も自分をみていない感覚を久しぶりに味わうことができました。やっと深呼吸ができました。
自分にとって、心が雨になったときの雨宿りができるカフェだと思いました。

さて、私はこれから家に帰り、夜ご飯、お風呂とまだまだ自分を甘やかす時間が続きます。

つらい時こそまずは自分に優しく。
自分に優しくできたら、自然とほかの人にも優しくできるようになると私は思います。

明日行けば私は五連休です、がんばります。
あなたも残り一日、人に優しくいられますように。

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