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身近な社会問題と社会的関心を集める競争力

ついこの前、人身事故による電車の運転見合せに巻き込まれた。自殺なのか事故だったのか分からないけれど、飛び込みだったらしい。こういう事がある度に、どうしてだったのかな、と思う。

飛び込みなんて迷惑だなという人はたくさん居るけれど、なんで飛び込んでしまったんだろう?っていう人はあまり居ない気がする。それを不思議に思う。あまりに日常的過ぎるのだろうか。

身近に慢性的に横たわる孤独や貧困、差別といった社会問題に対しては、関心が集まり辛いように感じる。

今月読んだ『マーケット感覚を身につけよう』という本に、寄付に関しても市場原理が働くと書いてあったことを思い出した。
同じ難病で寄付を募るなら大人より赤ちゃんの方が寄付を集めやすく、日本においては何故かカンボジアの教育への寄付が集まりやすく、市場競争力が高いといえるといった事が書いてあった。

上手く言えないけれど、多分、同じ事が言えるんだろうと思った。日本では身近な社会問題よりも、遠くの災害や貧困の方が関心を集める競争力が高い。

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