【シリーズで見よう007】第9作目 007黄金銃を持つ男

さて、今回は9作目!
第18作トゥモロー・ネバー・ダイ以降は劇場で鑑賞してるはずなので、未見部分といった意味では折り返しとなりました。そして、今回は黄金銃を持つ男。Nintendo64「ゴールデンアイ」をプレイしてた身としてはやはり特別な一作。だって、黄金銃は敵を一発で倒せます。黄金銃を奪い合うモードでは友達相手に無双して盛り上がったなぁー、あの時は楽しかったなぁ…。
という訳でいってみましょう!

〈あらすじ〉
MI6にボンドあての007と刻まれた黄金の弾丸が届く。
それは「黄金銃を持つ男」の異名を持つ正体不明のスゴ腕ヒットマン フランシス・スカラマンガからであった。彼からの抹殺予告だとしてボンドは現作戦から降板、独自にスカラマンガを追う。はたして、ボンドはスカラマンガを見つけ出す事が出来るのか、そして彼の目的とはぁぁ!?


<感想>

第9作目でついにボンドと対等な能力を持つ凄腕ヒットマンが登場。
こういうのは好きな展開ですなぁ

しかも彼は黄金銃を手にし、黄金の弾丸で人を殺すというキャラの強さも申し分ない。彼は幼い頃からサーカスで活躍し、若くして射撃のプロに。今では高額な依頼料を取る最強ヒットマン。狙った獲物は一発でしとめます。世界中の腕に自信あるものを家に招待しては、家内のビックリハウスでタイマンはるのが趣味。人殺しに対してはストイックでプロ意識高めです。そしてボンドにはないものがあります、それはなんと“第三の乳首”!彼は乳首が3つあるのです。

ボンドはスカラマンガに殺されたであろう諜報部員を手掛かりに、マカオに飛びます。今回は、マカオにタイとほぼアジア ロケ。全体的にオリエンタルな雰囲気ですね。
今回の1人目のボンドガールはアンドレア・アンダース。スカラマンガの愛人です、スカラマンガの力によって支配されており、抱かれるのは殺しの前日のみとスカラマンガのちょっとキモい性癖を暴露。実はボンドに銃弾を送ったのはアンドレアで、彼の支配から自由になるためボンドにスカラマンガを殺害させようと送ったものでした。それを理解し受け入れるボンドでしたが………彼女を守りきれませんでした。このシーンはだいぶ切ないです…。

ボンドはスカラマンガが億万長者ハイハットという男と関係があることを突き止め、彼の屋敷へ潜入。秘密主義であるスカラマンガがハイハットと直接会った事はないだろうと、お腹に乳首のシールを貼ってスカラマンガのフリをしてハイハットと接触。が、2人は全然会っていたので速攻ボンドだと見破られてしまいます。
乳首のシール恥ず!
屋敷にはあらゆる彫刻があるのですがその中には相撲取りの彫刻も。それが人にすり替わっており、力士が襲ってきます。何故、力士!?アジアってのはそんな感じで違いが分からないもんでしょうか…。その後、ハイハットの道場でカンフー軍団に攻撃され、ボンドはボコボコにされてしまいます。しかし、知り合いの姪っ子JK2人が20人あまりのカンフー軍団を返りうちにします。ボンドより強い謎の最恐JK!その後、登場する事はありません…

更に、仲間の車に置いて行かれたボンドはwボートで追ってから逃げます。
前作に続いてボートチェイスです。狭い川を疾走するシーンは中々見ごたえあり。しかし、途中ボンドのボートが動かなくなってしまいます。そこへ像の彫刻のお土産物を売る少年がボートによじ登ってきます

少年「おじさん買って買って!ハンサムだから20バーツでもいいよ」

ボンド「このボートを動かせたら2万バーツだって払っていい」

と言うボンドですが、ここで少年が燃料パイプのコックをクイッ!とすると、ボートが動きだします。がここで、、、

「つけにしといて!」

少年を川に突き飛ばします!
オイ、ボンド!!さすがひどいやろ!礼のひとつでも言わんかい。

そして前作に引き続き、ペッパー保安官登場!!
たまたま奥さんとマカオへ旅行していたのです!!

続いて、ペッパー保安官の車に乗りこみスカラマンガを追うボンド。
市街を走り回って郊外へ。スカラマンガに差をつけられ川の対岸側に逃げられてしまいます。そこでボンドは崩れた橋をジャンプ台を利用しトルネードジャンプ!

ワイルドスピード顔負けの、ボンド史に残るスタント!
もちろん、CGや特撮ではありません。普通にすごいですなのにもかかわらず!
ここで、
ピヨヨ~ロロ~ みたいな変な効果音が入ります!はい、完全に余計。

後半、2人目のボンドガール 新米諜報員グッドナイトと捜査を共にします。ぶっちゃけめちゃくちゃ可愛いです。目が大きくてスタイルも抜群!ただ、腹立つくらいめっちゃアホです。自分勝手に行動して相手にとらわれるし、そのせいでボンド頑張ってんのにのんびりしてるし、ケツでボタン押してボンド死にそうになるし、マジありえへんでこいつ!活躍ゼロ!でも可愛い!

そして後半あかされるスカラマンガの野望!
しかし少しガッカリしてしまいました。
ハイファットは密かに“ソレックス・アジテーター”というものを開発していました。このソレックスは太陽エネルギーの権威ギブソン博士が作り出した、太陽放射能を産業レベルで電気に変える小型装置だそう。よく分かりませんが、映画の印象だと太陽光を莫大な電力に変える装置って感じですかね。 スカラマンガはソレックスを手にし、発電装置を販売して大金を手に入れようとしていたのです!! 

信念を持ったプロ意識高いヒットマンかと思いましたが、

お前も金か!しかも、割と合法的な感じでいい感じで商売しようとしているただの子悪党やんけ!!金よりボンド打倒を優先し!「ボンドを倒す事が俺の人生だ」みたいなん言うてほしかったー。とは言え、ボンドとの決闘は楽しみだったようで

2人は浜辺で決闘を行います。有名なシーンですよね
1・2・3・・・二人は一歩づつ前に進みます・18・19・20!!
”バンッ”

ボンドは振り返って撃ちますが……スカラマンガはいません。
対決用自家製ビックリハウスに行ったのです。
じゃぁ、何やってん!?浜辺でのカウントは!?

とまぁ、色々つっこみどころを書きましたが、
これすなわち楽しんでいるという事でありましてw。
映画としてもテンポ感がよく中国沖に沈没したクイーンエリザベス内がMI6の支局になっていたりと、いろんなところで面白要素てんこもりです

ただ、グッドナイトの行動だけは気を付けてください。
イライラした日に見ると酒が進んでしまいますので。


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