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読書ログ(4〜7月)

スパン長いw

あまからカルテット
柚木麻子


再読。4人の女性の友情物語。
若草物語でもSTACでも4人の女友達というのは最強なのだ。
誰かが暴走したり落ち込んだりしたら2人が止めて1人が寄り添う。
20代前半に読んだときとはまた印象が違って、
どっちの時でも大好きな作品。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上春樹

本棚にあったので拝借。
気になってた事件は未解決のまま終わるけど、
気持ちの描写こそメインだからそこまでオイ!!とはならない
村上春樹あるあるだけど途中で挟まれる性描写がやはり苦手

インテリアの色使い
テレンス・コンラン

コンランショップで有名なテレンス・コンラン著。
インテリア本って「アンティーク」「シンプルモダン」とかの
スタイル別での提案が多いのだけれど、これはシンプルに色のみ。
どの色は暗い場所に適している、明るい場所だとどんな色が映える
不和調色の組み合わせ方、部屋への取り入れ方など
見てて楽しく勉強になるものばかり。
スタイルで分けるとどれも完成形を突きつけられるので、
全部揃えないとしっくりこない…って思ってたので
これはすごく好きだった!

タラチネ・ドリームマイン
雪舟えま

きらきらの表紙がよく似合う、夢みたいな短編集。
体に青い炎をまとった女子高生、
可愛い服を作るお姉さんと養子の女の子、
雨と同化して空から人探しをする女探偵…
登場人物の名前がクロージョライ(close your eyes)とか
水晶子とか、もう世界観どっぷり浸れる。ありがとうございます。

もしもし、運命の人ですか。
穂村弘

なかなか図書館の予約すれ違った本。
雪舟えまさんもそうだけど、短歌詠む人の文章心地よすぎる。
こっちはエッセイ系。主に恋バナな内容なんだけど、
友達の面白失敗話聞いてる気分になる。面白すぎるw

夏子の冒険
三島由紀夫

破天荒爆モテお嬢様の夏子が、退屈な恋愛に飽き飽きして修道院へ向かう道すがらのお話。川辺で休んでる女の子に対して、[木漏れ日が彼女の裸足にレースのソックスを履かせていた]って表現、感性まっすぐな文で好き。

もう読んでて前半には、いや夏子、最後は絶対こうなるやろ…って分かるんだけどそれでも最後まで読みたい夏子の魅力。

ニューヨークで考え中
近藤聡乃

この7月に新刊が出るらしい!
ニューヨークでの日常を描いたエッセイ漫画
ほのぼのした海外生活がすごく心地よい
日本で父母の近くにいたい気持ちも強いけど、
海外やっぱり何年間か住みたいな。


洋書読みたいと思うけど、何が良いかな〜。
ショートストーリーで面白いものか、
物議醸す系記事とそれに対する意見とかがいいな

フラットランド読んでみたいので図書館また行こう。

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