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ニュージーランドの運転免許を取得する

日本の運転免許を取得して(1)2年以上経過しており、(2)現住所がニュージーランドにある場合は、日本の免許証をそのままニュージーランドの免許証に書き換えできます。

日本の免許の翻訳や国際運転許可証(いわゆる、国際免許)は1年間有効なので、当座はなんとかなります。私は滞在が1年を少し超え予定ですし、英語の身分証明証があると便利なので、ニュージーランドの運転免許に書き換えることにしました。有効期間が10年なのも魅力でした。

あと、翻訳はただのA4の紙で、信用してくれない人も多い。実際、トラブルをよく聞きます。国際免許はでかくて持ち運びづらい。しかも、それ自体は身分証明書として法律的には機能しない(機能するのは日本の免許証)。なのでやっぱり現地の免許証の方がいいなと思いました。財布に入るし。

必要な書類

今後、いろいろ変わるかもしれません。正式な情報は以下のニュージーランド陸運局の情報を参照してください。

私の場合は、

  • 日本の運転免許証とそのカラーコピー(表と裏)

  • その翻訳(日本大使館か指定業者が行ったもの)

  • パスポートとそのカラーコピー(顔写真ページ)

が必要でした。

カラーコピー

結構面倒だったのがカラーコピーでした。日本のようにコンビニでカラーコピーができる環境ではありません。コピーできる場所が見当たらなかったのと、担当者がやってくれるという噂を聞いたので、とりあえず行ってみることにしました。

で、行ったらやってくれませんでした。その代わり、近くの店を紹介してくれたのでそこへ行きました。しかし、紹介してもらったところは印刷業者。小口の注文は受け付けていないとのことでした。でも親切なんで、小口のコピーを受け付けているところを紹介してもらいました。最終的にちっさいな文房具屋に行き、コピーができました。ただ結構高かった。1枚100円くらい。なお、こちらでは普通の値段みたいです。

翻訳

翻訳は日本大使館にお願いしました。大学にも、到着直後に泊まっていたホテルにも近かったので、到着直後にすぐに依頼をしました。日本大使館は、マジェスティック・センターというビルの18階にあります。ビルの中とは言え、大使館に入るにはセキュリティチェックがあるし、ひと気もないしで、入りやすい雰囲気ではないです。あ、職員の方は丁寧に対応してくれました。

翻訳費用は25NZドル。これは価格が変わるので確認してください。なお、支払いは現金のみでした。翻訳には、平日で3日間作業にかかるそうです。月曜に依頼しても出来上がるのは金曜日です。

どこで手続きをするか

いくつか書き換えを行ってくれる機関はあるようですが、利用しやすいのはAA (The New Zealand Automobile Association, ニュージーランド自動車協会)です。そこらじゅうにあります。日本のJAFみたいなもんですかね。保険とかも扱ってます。なお、AAには免許関連業務をやっていない支店もあるので事前に確認をしておきましょう。

申請書

免許に対応しているAAの支店に行くと申請書がおいてあります。住所とか名前とか通りいっぺんのことを書くだけなので、その場で記入で問題ありません。ボールペンも置いてありました。心配な人は事前にダウンロードし、記入して持参することもできます。

https://www.nzta.govt.nz/assets/resources/application-conversion-overseas-licence-dl5/docs/dl5.pdf

実際の手続き

手続きは簡単でした。まず、書類を出して、確認をしてもらいます。これに10分くらい。そのあと写真を撮り、視力検査をして終了。全体で20分もかかっていないと思います。事務処理費用として26.8NZドルを払いました。

免許証は2-3週間で自宅に送られてきます。私は2週間ちょいかかりました。なお、申請の条件として、現住所がニュージーランドになくてはなりません。なので、郵送先となり自宅が決まっていないとそもそも申請ができません。住むところが決まってから申請しましょう

費用のまとめ

かかった費用は以下の通り。5000円くらいですかね。これで10年間有効の身分証明証が手に入ったと思うとかなり安上がりです。

  • コピ代ー 3.8NZドル

  • 翻訳代 25NZドル

  • 申請費用 26.8 NZドル

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