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高校数学10分プログラミング(47日目、2024年8月6日)解説

本日の課題、おつかれさまでした。

割り算の余りの性質を利用する問題を解くプログラムを作成することができたでしょうか。

解答例

$${2^{100}}$$を$${7}$$で割ったときの余りを求めて、結果をコンソールに出力するプログラムの例は以下のようになります。

// 2^100を7で割ったときの余り
void setup(){

  int base = 2; // 割られる数の底
  int exponent = 100; // 割られる数の指数
  int divisor = 7; // 割る数  
 
  int remainder = 1; // 余り
  for(int i=0; i<exponent; i++){
    remainder *= base; // 余りにbaseをかける
    remainder %= divisor; // divisorで割って余りを更新
  }
  
  println(remainder);
}

ソースコード1 $${2^{100}}$$を$${7}$$で割ったときの余りを求めて、結果をコンソールに出力するプログラム

Processing の開発環境ウィンドウを立ち上げて、そのテキストエディタ部分にソースコード1を書き写し、実行ボタン(左上の ▶ ボタン)を押すと、コンソールに、

2

と出力されます(図1)。

図1 コンソールに「2」と出力される


今回の課題については、記事『高校数学をプログラミングで解く(数学A編)「3-5 割り算の余りの性質」』で詳しく解説していますので、そちらを見てください。特に、今回の課題を解析的にも解いておくことをお勧めします。


本日は以上です。
明日は、ユークリッドの互除法を用いて最大公約数を求めるプログラムについて考えます。

明日もよろしくお願いします。

※今回の課題とその解答例について質問や疑問がある方は、本記事の下部にあるコメント欄からお願いします。

MK’s papa

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