マガジンのカバー画像

高校数学をプログラミングで解く(準備編)3.関数

3
プログラミングを行う際に「関数」をうまく利用することはとても大事になってきます。ここでは、プログラミング言語「Processing」での関数の作成方法や関数の利用方法などをまとめ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

高校数学をプログラミングで解く(準備編)「3-1 キャンバス上にテキスト出力」

はじめに今回は、「高校数学をプログラミングで解く」において、実行ウィンドウのキャンバス上にテキストを出力する方法について説明していきます。 キャンバス上にテキスト出力記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「1-3 データ型、変数、コメント、コンソール出力」』では、コンソールに文字列(テキスト)を出力する方法について説明しました。今回は、実行ウィンドウのキャンバス上にテキストを出力する方法について説明します。 テキストを出力する 実行ウィンドウのキャンバス上にテ

高校数学をプログラミングで解く(準備編)「3-2 関数の作成」

はじめに今回は、プログラムを作成するにあたって必要不可欠となる関数化について改めてまとめておきます。 関数化について「高校数学をプログラミングで解く」では、主に2つの関数化を利用します。返り値を返す関数の作成と返り値を返さない関数の作成です。順に、解説していきます。 返り値を返す関数まず、返り値を返す関数です。この形の関数は高校数学での関数をプログラムとしての関数にするのに便利です。例えば、高校数学で2次関数$${y=ax^2+bx+c}$$などが挙げられます。 返り

高校数学をプログラミングで解く(準備編)「3-3 pdeファイルの再利用」

はじめに記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「3-2 関数の作成」』で関数の作成方法を説明しました。今回は、この作成した関数を別のpdeファイルに保存して、再利用する方法について説明します。 関数をpdeファイルに保存する今回は、記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「3-2 関数の作成」』で作成したスケッチ「drawDoubleCircle」をベースに説明します。具体的には、スケッチ「drawDoubleCircle」内で作成した関数doublecir