◻︎を使った計算②
『リンゴが120個売れたので、残り64個になりました。』と問題を書きました。
①□−120=64
②120+64=□
③□−64=120
④120+64=184
と4つの式が出てきました。
どれがお話通りの式なのかということが話題になりました。図を描くとわかるというので、線分図をかいてみます。
すると、写真のような線分図になりました。ここで、③は違うことがわかります。
①②④で検討を進めるわけですが、②だと『120個のりんごがあります。64個のりんごをもらいました。』という話になって、最初のお話と一致しないことがわかりました。
素晴らしかったのは、この文の最初に『りんごが何個ありました。』を「リンゴが120個売れたので、残り64個になりました。」の前に1文を付け加えると良いんじゃないという意見です。これはとても大事で、1時間目との違いはこの「何個」のような明らかに未知数(=□)となるものがこの問題では不明確になっているということです。だから、この子のようにそれをきちんと補うことで式がたてやすくなるということです。よって、①の□-120=64であることが見えてきました。
そして、②④というのは、□を求める式(結果を求める式)であったことも徐々に見えてきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?