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AWS ANSに合格した話

AWS12冠の達成

去年11月ごろSAAを取る予定を立ててから、最後の壁のANS(Advanced Networking Specialty)を突破するまで、2024年のAWS資格を全部取るために約8ヶ月がかかりました。

旧CCP、KubernetesとLinuxの資格も含めてバッジ16個をいただきました。

試験準備

試験の準備には20日かかりました。

最初の10日は、Tutorials Dojoの模擬試験をやりました。ドメイン別問題と復習問題集2つを解きました。総問題数は大体130-150くらいです。サービスは大体今までの試験とあまり変わらないので、そんなに難しいと感じませんでしたが、実は罠でした。

次の7日は、DavisのUdemy講座を見ました。講座自体が短いですが、基本的なネットワーク知識とサービス名を復習しました。詳しい内容はAWSのサイトで参考しましたが、情報量がさすがに多すぎて、BGPの優先順位とあらゆるGatewayを一通り見ました。

最後の3日は、Davisの模擬試験を3セット(合計60問)やりました。問題の形式は実際の問題と違いますが、知識チェックとしては有意義でした。

試験結果

自信がない問題が結構ありましたが、全部のドメインにも「十分な知識を有する」に達しているので、それなりに満足でした。

感想

今まで体験した試験の中で模擬試験との差異が一番大きい試験でした。スペシャリティの中で一番難しいと言われている理由は、多肢選択問題の割合が一番多いと思います。全部正解ではないと点数もらえない採点ルールかどうかは知りませんが、自分はこんな質問に結構迷いました。

  • Cloud WAN, Cloud WAN segments, core network policy

  • Direct Connect, Direct Connect Gateway, Transit Gateway

  • Dual-stack architecture (Direct Connect, AWS VPN)

  • Transit Gateway Peering, VPC Peering

  • DX Active/Passive, BGP tags, prefix, AS_Path

  • Route 53 zones, Route 53 failover, Route 53 Resolver

  • Network mirroring, VPC Reachability Analyzer, Transit Gateway Network Manager

  • ALBとNLBの違い,GLB

  • ACM, Global Accelerator, CloudFrontなどのサービスとの統合

問題の範囲は大体試験ガイドに収まっていますが、試験ガイドに記載されていないAWS Cloud WANに関する問題にも数問を出題しました。今年6月からAWS試験内容が大幅更新された噂があります。それが本当だったら、試験ガイドの不足と模擬試験との差違も説明がつきます。

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