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もし結婚(婚姻)制度が3年更新であるとするなら

※ 本文は、民法における結婚やら婚姻やらの「制度的解釈の方法の一考察」という類のものでは決してありません。そうした内容を期待して訪問してくださった皆さまには申し訳ありません。お通りすぎください。
非法学部卒

今回のnoteを書くきっかけにいたったのは、以下の夏木さんと佐久間さんの記事を読んだからなのですね。夏木さんは佐久間さんのnoteを読んで、佐久間さんは日野笙さんが書かれたものを読んで記事を書かれたようです。私もその連鎖にいざなわれて男性側として参加してみたいと思います。

元々の質問は「男性に何を優先するのか」というもので、ルックス、収入、性格、会話、セックスの5項目を軸に皆さんの、男性を選ぶ価値観を優先づけして語られます。

ここでまず興味深いのは、佐久間さんが「異性」という言葉を選択しているのにたいして、夏木さんは「恋愛対象」としているところです。夏木さんのは、佐久間さんのnoteのオマージュとして書かれた記事なので、同じように「異性」としても不思議はありませんが、「恋愛対象」という表現によって、その意中の男性は「セックスパートナーになりうる人」という固い意思の表れが感じられます。

いっぽう、佐久間さんの「異性」は、広く男性を指します。目のまえにいる彼氏になるかもしれない男性、あるいは結婚相手としての男性、理想としての彼氏にしたい男性かもしれないし、結婚するならこういう男性かもしれないという意味での「異性」ですね。

そんなことを考えていたら、私にとってのこのテーマ(質問の主題)における「女性」は、一面的には扱えないなという気持ちになりました。つまるところ、私自身が結婚相手(共同生活パートナー)としての女性と、恋愛したい女性とへの好みがちょっと違うのです。ちょうどそれは、所有したい自動車への好みと似ています。

私が実生活において、一台しか車を所有できないとしたら、それもその車を向こう20年乗り続けなくてはならないとしたら、私はきっと燃費が良くて最低4人乗りで荷物がそこそこ積めて、長時間の運転にも耐えられるシートが装備されて、おまけに見た目もかっこいい車を選ぶと思います。たとえば、その500万円以上となる新車価格はともかく、ボルボVC40のような車です。

いっぽう、購入費用なんておかまいなく、とにかく一度でも一時期でも所有してみたい、家族の人数なんて居住性なんて燃費なんて操作性なんておかまいなく、でも一台しか所有できないとしたら、私は新車価格が2,000万円以上もするアストンマーティンのヴァンテージ(MT車)を選びたいです。

購入しようか迷える時点でボルボは現実的であっても、アストンマーティンはあまりに現実的でない。まわりくどい表現をすると、ボルボとの結婚は考えられてもアストンマーティンとはない、といえるかもしれない。

とはいえ婚姻関係を3年更新でいったん区切りをつけられる話であるならば、ちょっとアストンマーティンも検討したいな、ぜひ運転(結婚ではなく恋愛)してみたいな、という誘惑にかられます。

こうした意味合いにおいて(←どういう意味において、だ?)この先の余生をともに過ごす結婚相手(共同生活パートナー)としての女性を選ぶ際の優先順位を以下にまずお伝えします。

1. 収入(→健康)
2. 会話
3. ルックス
4. 性格
5. セックス

この先ずっとともに生活できるかわからないけれど、3年更新の際の別離もありな恋愛してみたい異性を選ぶ際の順位は以下のとおりです。

1. ルックス
2. セックス
3. 会話
4. 性格
5. 収入(→健康)

このようなことを系統的に文字にしている自分がすごくクズっぽく感じるのですが、せっかくここまで書いたので続けます。もうしばらくお付き合いください。

収入(→健康)

健康あっての仕事だったり収入であると思うので、結婚相手には体力的に健康な人を求めます。恋愛相手には「ある程度」でかまわないですかね。精神的に不健康で、不安定な人は避けたいかもしれません。

収入(お金)でいえば、お金に関する価値観は同等程度が好ましいですね。電気・ガス・水道を倹約的すぎても、無駄遣いされてもひとつ屋根の下で暮らす相手としてはなかなかストレスフルなものです。

会話

これはセックスの項目と似ている部分があるかというか、ある人との相性において会話は「前戯」でさえあると思います。イチャイチャできる感覚や親近感、波長というか周波数というか、肌に合う感触。

まったく逆の例でいうと、私の勤め先にはSさんという感じの良い女性がいるのですが、彼女の話し方「え、え、え、えー」と相づちで「えー」を連呼するスタイルにはどうしてもこちらの神経が落ち着かない。話もはずまない。ぜんぜん悪い人じゃないんですよ。でもその後に「けど」がついてしまう。

欲をいえば、会話には知性がほしいです。博学や博識というのではなく、頭の良さ。もしくは、居心地の良さ。長く生活をともにするなら、欠かせない資質であると思います。

ルックス

単純に、私が面食いだって部分が、それです。
地味な人より、派手な人がいいです。洋服の好みとかそういうのではなく、いや、たんに地味な人が苦手です。

結婚相手なら多くは求めないけど、恋愛するなら綺麗な人に惹かれます。またはシンプルに、おしゃれな人。洋服のセンスで言ったら、コーディネートやまとめ方が上手な人ですね。色合いやサイズ感、質感を含めてのトータルバランスに優れた人。見ていてうっとりするというか、飽きませんよね。

性格

これは、さまざまですよね。何とも言いようがありませんが、私にたいして常識的に優しくて、同性に嫌われていようが性格が悪くなければいいかもしれません。

やはり私は、佐久間さんの「御社の社風に惹かれました」の秀逸な言い回しに惹かれます。ぼんやりしたものなんだけど、なんだかんだその人との相性や居心地をあらわす指標になりますよね。

悲観的な人よりは楽天的な人が、
話し上手より聞き上手な人が、
ボケよりもツッコミが上手な人が、
ケチよりも大らかな人のほうが、私は好きです。

セックス

結婚相手にかんして、私はどうしても自分たちが60歳を過ぎた老齢期のことを考えてしまうので、まあ「手をつなぐのに抵抗がない人」くらいの優先順位になってしまいます。

いっぽう、恋愛をつうじてヤリたい相手としたならば、やっぱり肌の相性というか触れ合いは重要な要素です。この部分にかんしては、男性である自分が女性を「マスターベーションするための相手」として潜在的な見ているのではないかと危惧します。人前で正しいことを言う観点からは大きく逸脱するけど、とても間違った姿勢であることは認識する必要があります。最悪な男です。

自分にはまだセックスは語るに足らない男だ、ということだけ認めておきたいと思います。

【まとめ】

総評らしきことを書くのは易しくありませんが、こうしてまとまった時間(かれこれ4時間!?)を使ってnoteを書いていると、お相手の女性にたいしてあーだこーだいう前に、自分自身が選ばれる男、イイ男にならなくちゃなという気持ちでいっぱいです。

「イイ男」の定義はまだ明確に思い浮かびません。カッコイイな、素敵だな、と思えるまわりの男性たちを見本に、自分に取り入れられるか試行錯誤するしかないですね。既婚者なのに何言ってんだ、と思われるかもしれませんが、シンプルに、いまでもモテたい気持ちに変わりありません。笑

おわり

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