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続・婚活の期限
先日、最大20,000円相当分のマイナポイント申込みの対象となるマイナンバーカード申請期限が先月末の2月28日だったのでかけ込みの申込者が殺到した、というニュースが報道されていたけれど、やはり人は期限があると行動を変えるんだなと納得した。
一か月ほど前に「婚活の期限」というタイトルでnoteを投稿していて、そこでの私の立ち位置は、「婚活の期限はべつにムリに決めなくていい。決めたい人は決めればいいし、決めたくない人は納得行くまで続ければいい」というものだった。
マイナンバーカードの申請は本人が希望すればおこなえるのにたいして、結婚はお相手が承諾してくれないと成就しない、最大にして唯一の違いがあるけれど、やはり婚活にも期限があったほうがいいのかなと気持ちの比重が変わりそうになる。
恋愛や結婚に期限はもうけなくとも、つまり、幾つになっても恋愛したり、良い人がいたら結婚すればいいけど、婚活には期限をもうけたほうがいい、のかな。ダラダラしたっていい。そんなに集中して活動しなくたって平気だ。
でも自分の将来のある時点に線を引くのも試してみる。「45歳になるまでに」とかも検討してみる。「これが最後の婚活にする。それで結婚できなかったら一生独身でいよう」と心に決めて取りかかるのも悪くはなさそうだ。
女性の場合は、「◯◯歳までに出産したい」などのとてもデリケートな問題を抱えていることもあるので、男性の皆さんにはそんな女性の皆さんの心配を自分事のように感じてほしい。
いっそのこと誰かがきっかけをくれればいいのに。恋愛だったら、「自分が正社員の職に就けたら」とか「海外赴任が決まったので」とかのタイミングで結婚を決断するケースもあると思うけど、お相手がいたりいなかったりする婚活の場面は、結婚そのものへのモチベーションがすべてですよね。
人によって、あるとき立ち止まって「わたし、なんで結婚したいのかしらね?」と原点に立ち返ったりするかもしれない。
「なんであの人には出会いがあって、わたしにはないの?」と誰かを羨むかもしれない。
わが身を振り返って、「過去3年で起きたことを考えると、今後3年もまた同じことの繰り返しよ」と自分の将来を悲観しちゃうかもしれない。
とはいえ、うまく行かずに一度諦めて、でも始めたくなったらまた始めればいいんじゃないかな。スポーツ選手が、目標を見失ったか自分自身の限界を悟ったか完全燃焼したかで一度した引退宣言を撤回して現役に復帰するみたいに、何回活動を再開してもいいんじゃないかと思う。
要するに「婚活の期限はべつにムリに決めなくていい。決めたい人は決めればいいし、決めたくない人は納得行くまで続ければいい」って立ち位置にまた落ち着くんだけども。笑
結婚は結果であり、目標ではない。婚活は過程だけど、いま調べたら「過程」の対義語はないらしい。「結果」の対義語は「原因」であることだけ。
なーんてややこしいこと考える必要ないんだけど、まだ結果の出ていない婚活の期限を考えるよりは、うまく行ってない原因にときどき向き合って、行動しながら考えて、ときどき立ち止まって、必要なときには休んで(婚活そのものに距離を置いて)、婚活をしてようがしていまいが、あるときやってくる縁とタイミングを見逃さないことだけ意識を高めていると、ある日婚活は終わり迎えると信じている私の考えは楽観的すぎますかね?
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