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【stay home企画!vol.009】算数との関わり方(こばとん)

はじめに

こんにちは。math channelでワークショップ講師&教務を担当しているぬまちゃんです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

現在math channelでは新型コロナウイルスによりオフラインによる講座が実施できていない状況です。子供たちは学校がなくなり、家にいる時間が多い現状です。そこで、このstay home期間だからこそできることとして、算数好きが多いmath channelメンバーがそれぞれ小さいころからどのように算数と触れて育ってきたのかについて紹介したいと思います。また、おうちでできる算数遊びなども紹介し、家でも算数を楽しんでもらいたいと思います。

9回目となる今回は、ワークショップ講師として活躍中の「こばとん」が算数とどう関わっているのか紹介します。九九を習う時期にちょっとしたアクシデントが。思いもよらないことが起きた時にどのようにその危機を乗り越えていったのか、ぜひご覧ください!

自己紹介

こんにちは!math channelでワークショップ講師を担当している 小林 倭(こばやし やまと)といいます。今回は僕がどのように算数、数学と付き合ってきたかについて紹介していきます。

名前:小林 倭(こばやし やまと)
あだ名:こばとん
math channel内での担当:ワークショップ講師
算数・数学以外の興味分野(キーワード):プログラミング
趣味:テレビゲーム

「倭」という漢字、歴史の教科書には「漢委奴国王」「魏志倭人伝」「倭寇」などに使われていますね。日本を表す漢字です。スケールが大きい……。
初対面の方にはいつも「なんて読むの?」と聞かれ、「いい名前だね」と言われるまでがワンセットになっています(笑)
math channelではワークショップ講師を担当していて、子供たちの間を行ったり来たり動き回っています。
趣味はテレビゲームで、ガンダムも好きなのでいまはガンダムのゲームばかりやっています。

算数との関わり方

僕は一度、喘息で入院していたときがあります。その時期がなんと小学校2年生のちょうど九九を習う時期と重なりました。そのため九九の導入からクラスメイトが九九を暗記するまで、丸々授業を受けていません。3年生に上がっても九九が満足にできなかったです。(特に7の段と8の段。いまだに苦手です……)
そんな状態だったので九九を覚えるために、お風呂場に九九のシートを貼って、入浴中に九九を全部言うようにしました。それを繰り返して九九ができるようになりました。

算数や数学が好きだと自覚したのは中学生のころですが、小学生のころから算数(数学)の授業終わりに先生に話をしに行っていた記憶があります。そのときに授業よりも一歩踏み込んだ話などを聞いていました。そうやって好奇心を刺激されたことが算数を好きになった要因の一つだと思います。


なぜmath channelに関わりたいと思ったか

就職してから、ネットで数学に関する小話を検索するか数学のイベントに行って話を聞くだけになってしまい、算数・数学への関わりが薄くなってしまいました。「これではダメだ」と感じていたときにmath channelのことを知り、連絡したのがきっかけです。


現在、算数とはどのような関わり方をしているか

ほぼほぼmath channelの活動でのみ関わっています。ワークショップの内容も「やっぱり算数っておもしろい」と思える内容ばかりで、その「おもしろい」をどう伝えれば、子どもたちに「おもしろい」と感じてもらえるか考えることも楽しいです。


オススメの算数本、算数工作などおうちでできる算数系

1. 数学ガール(結城浩 著)

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数学好きならほとんどの人が知っているであろう数学の入門書?小説?
内容は高校数学から大学数学までで、一つのテーマにそって登場人物が数学の話をします。
数学の部分が難しければ数式を読み飛ばして物語だけ読めばいいし、なんとなくでもわかるなら数式も読みつつ物語を読めばいいです。
「例示は理解の試金石」など名言もいろいろ。個人的に好きなのは「知らないふりゲーム」。
勉強の仕方や学び方なんかも登場人物から学べるのでオススメです。
中学、高校の内容を取り扱った「秘密ノート」シリーズや漫画版もあります。小学生でも読んでいる子がいるみたいです。

2. 浜村渚の計算ノート(青柳碧人 著)

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テロ組織「黒い三角定規」が起こす事件に数学好きな中学生、浜村渚が数学を使って立ち向かう小説です。(写真は小説の第5巻)
四色問題やゼロ割、円周率などいろいろな数学の言葉が出てくるので、知識をつけるにはもってこいですね。挿絵の代わりに図が描いてあったりしておもしろいです。
こちらも漫画版があります。

3. タングラム

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四角形と三角形を組み合わせて遊ぶシルエットパズルです。
問題を見ながら解いていくのも楽しいですが、「この三角形のここと、この四角形のここは長さが同じだ」とどんどん繋げていくのも楽しいです。(僕はそうやって遊んでいました。)
折り紙を切れば自作できるので、ぜひ作ってみていろいろな形を作ってみてください。

4. ハノイの塔
3本の柱のうち1本の柱にある複数の円盤を他の柱に移動させるというゲームです。
モチーフとなった伝説では円盤が64枚あったそうです。64枚の円盤を動かすにはどのくらいの時間がかかるか計算してみるのもおもしろいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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