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【stay home企画!vol.011】算数との関わり方(綾依)

はじめに

こんにちは。math channelでワークショップ講師&教務を担当しているぬまちゃんです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

現在math channelでは新型コロナウイルスによりオフラインによる講座が実施できていない状況です。子供たちは学校がなくなり、家にいる時間が多い現状です。そこで、このstay home期間だからこそできることとして、算数好きが多いmath channelメンバーがそれぞれ小さいころからどのように算数と触れて育ってきたのかについて紹介したいと思います。また、おうちでできる算数遊びなども紹介し、家でも算数を楽しんでもらいたいと思います。

11回目となる今回は、math channelでデザインを担当し、活躍中の「綾依(あい)」が算数とどう関わっているのか紹介します。どうしても公式は避けられず苦手としてしまう方も多いと思いますが、綾依さんは、ちょっとした経験から算数が好きになったといいます。その経験とは何かぜひご覧ください!

自己紹介

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こんにちは!math channelデザイン担当の綾依(あい)です。
普段は算数・数学の教材作成に関するお仕事をしています。


算数との関わり方

私が最初に「算数って面白いかも…?」と思ったのは小5のときです。

小学生の頃から少女漫画が好きだった私。主人公の女の子はだいたい数学が苦手で、好きな男の子に勉強を教えてもらっているシーンでよく出てくる台詞は、「ここはこの公式をあてはめて…」だったんです。そのシーンを見て、「数学ってこんなふうに公式をたくさん覚えてあてはめていくんだな」と思っていました。

そして、小学5年生のある日の授業で出てきた公式が、「(上底+下底)×高さ÷2」というもの。台形の面積の求め方です。「なんか難しそうな公式が出てきたから覚えなきゃ…!」と思っていたのですが、「公式がこうなる理由」を教えてもらって驚きました。
求めたい台形を2つ用意し、下の図のようにひっくり返してくっつけると、1つの平行四辺形になります。平行四辺形の面積の求め方は「底辺×高さ」なので、この図でいうと「(上底+下底)×高さ」になります。求めたいのはその半分の大きさなので、「(上底+下底)×高さ÷2」という公式が完成します。

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「公式って作れるんだ…!」と感動しました。ただ勉強のために覚えるものではなく、ちゃんとそこに理由があるということに、なぜだか安心感を覚えました。
そこからはパズルみたいに解けていく算数がどんどん好きになり、気づけば大学は数学科に入学、そして今に至ります。


math channelとの関わり方

math channelでは主にデザインを担当しています。漫画を読むのも好きでしたが、自分で絵を描くのも大好きでした。今は、算数・数学とデザインの両方を生かせる活動ができているので、なかなか幸せだなあと思っています。


stay home中におすすめの算数遊び

「オリジナルの算数・数学の問題を作ってみる」というのはどうでしょうか。パズルや問題を解くのが好きな方は多いですが、自分で問題を作ることは普段あまりやらないのではないでしょうか。作った問題を解いて、さらにブラッシュアップしてもよいですし、友達に解いてもらって感想をもらうのもいいかもしれません。いつもとはまた違った算数の見方ができるようになると思います。


まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。おうち遊びにも飽きてきた方も多いとは思いますが、算数は紙とペンがあればいつでもどこでもできる遊びです。遊び方にきまりもありません。この機会に、より算数を好きになってもらえると幸いです。


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