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7.建築士の在宅ワークスペース 完結編

今回はデザイン系お仕事の在宅ワークスペースのあり方について考えていきます。私が経験したことは、あくまで”建築士の在宅ワーク”ですが、デザイン系のお仕事をされている方であれば、共感して頂ける部分もあるのではないかと思い、”デザイン系お仕事の在宅ワーク”とまとめています。

私の在宅ワーク…

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まずは、私自身の平日の大まかなスケジュールを振り返って、在宅ワークで重要となってくることが何なのか、探っていきたいと思います。

起床

身支度(朝食・メイク・着替え・体操)

ウォーキング(週一でスーパーで買い物)

家事(掃除・洗濯・皿洗い)

在宅ワーク

昼食

在宅ワーク

夕食

在宅ワーク(食後のコーヒー)

就寝準備(風呂・ストレッチ)

就寝

Point1 人に会わなくてもメイクする

やはり在宅だとダラダラしてしまいがちですが、メイクをすることでシャキッとできます。メイクをするとなりたい自分になれます。仕事や勉強をバリバリしたい日は、”できる女”風のメイクにしたりします。

Point2 無理してまとまった時間を取らない

まとまった時間を確保して仕事をするのは、在宅ではハードルが高い部分もあります。無理せず自分の生活が成り立つ範囲で、集中力が続く範囲で振り分けるのも有効だと思います。特に家事や育児しながらだと辛いですよね。
逆にまとまった時間でやろうとすると、集中が切れて逆に捗りませんでした。やろうとして出来なかったら自己嫌悪になりそうなので、初めから分散させてしまって、目標を刻んだ方が達成感あって良いです。時間を指定されてる方は難しいですけどね…

Point3 朝のウォーキングに行くこと

在宅だと通勤時間というものがないので、なかなか気持ちの切り替えが難しいですが、体操してウォーキングに行くことで、自宅に出勤するような感覚になれます。
大学院時代や以前の職場でも、身の回りの掃除後に始業する習慣があったので、ウォーキングから帰って、洗濯・掃除して始業します。

Point4 前日の夜までに大体決めておく

主婦になって思ったより大変なのは、毎日の献立を考えることでした。購入する食材をなるべく減らしたいし、なるべくお買い得な食材で作りたいし、同じものばかりは飽きるし、栄養バランスも…考え始めると時間が経ってることがあります。
それを決定せずに業務していると、夕方頃、業務に集中できないことがあります。(私が心配性なだけかも…)私の場合は週に1回、まとめて食材の買い物に行くので、1週間分の主菜を一気に考えます。副菜とスープは、冷蔵庫にあるもので、栄養バランスを調整して作ります。

在宅ワークする上での留意事項…

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日々のルーティンを振り替えることで、在宅ワークをより快適に進めるための、ソフト面におけるポイントが見えてきました。では、ハード面におけるポイントはなにがあるのでしょうか。デザイン系お仕事…というか、私のデスク事情や家事との両立を想定し、整理していきたいと思います。

私のデスクまわり事情
①PCはマルチディスプレイ仕様
②サンプル等の色味の確認作業がある
③サンプル・カタログ・参考書が増え続ける
④A3対応プリンターを使用している
⑤オフィスチェアじゃないと腰がもげそう

家事との両立
⑥デスクまわりは常に片付けられない
⑦仕事関係の来客が見込まれる
⑧家事と両立しやすくしたい

それらを考慮した提案…

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カウンタータイプではなくテーブルタイプとする
…PC2台以上置いても、サンプル等を広げられる
 ダイニングテーブルと同じものにすることで
 大人数の来客の際はダイニングのテーブルを増設できる

演色性の高いスポットライトを採用する
…色味の確認を正確にできる
 ライティングレールタイプとすることで簡単に増設できる

造付けの丈夫な本棚を設ける
…サンプル等の収納スペースを確保する
 プリンターもその中に収納する

床材を丈夫なものとする
…チェアのキャスターで床が傷つきにくい

LDKとは完全に別室とする
…作業中のものを放置しても邪魔にならない

リビングを玄関とワークスペースに隣接させる
…来客動線を短くまとめ、公私を分けやすくなる

LDKの隣にオープンな空間とする
…作業の合間に家事ができる

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最後に…

今回は私の場合のワークスペース事情をまとめていきましたが、他の事情だったとしても、今回の手順は応用できると思います。【生活スタイルを振り返る→デスクまわり事情を整理する→1つ1つを解決していく】という手順です。

これからマイホームを建てる方や、現状のワークスペースに使いづらさを感じている人は、1度振り返ってみると良いかもしれません。

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