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マタニティリープ・コーチング

こんにちは。マタニティリープ主催の渡辺有貴です。
今回は、私が普段仕事として行っているパーソナルコーチング(個人に向けた1対1のコーチング)をどうマタニティリープとつなげておこなっているか紹介してみたいと思います。悩みがリープ(飛躍)に変容するプロセスが伝わると嬉しいです。

コーチングは、時間としては40分から1時間程度、1対1で話します。対面で行うことはほとんどなく、zoom(ビデオ会議)を使って行います。
10日に1回か2週間に1回程度、継続してコーチングを行います。

大事なポイント1「期待値が同じであること」
目的は、クライアントさん(話し手)がマタニティ期の悩みを飛躍につなげていくことです。ですので、ご本人が悩みを飛躍の機会にしていきたいと思っていることが重要です。これ、当たり前に思えますが、実はそうでもありません。悩みをコーチにどうにかしてもらいたいと思っている場合もあります。コーチングは問題解決ではないので、コーチである私がアドバイスや意見をいう場ではないことを理解してもらって、合意できていることがとても大事です。そうでなければ、クライアントさんの持っている力や本音が現れる場にはなりません。

大事なポイント2「テーマはクライアントから」
話したいテーマはリープ(飛躍)への入り口です。コンサルティングやティーチングの場合は、アジェンダやテーマを聞き手から出すことも多いのですが、コーチングでは必ずクライアントさんからテーマ(話したいこと)を話してもらいます。テーマといってもそんなに難しく捉えなくても大丈夫です。もやもやしていること、心の中を今一番占めていること、気になっていること、そういったことがテーマとなります。

大事なポイント3「何をいっても大丈夫」
テーマについて話していると、こんなことを言ってもいいのかな?例えば誰かについて、あまりよく思っていないこと、もっというと怒りがあるといった強い感情なども出てくることでしょう。悲しみもあるかもしれません。私たちは普段、いわゆるネガティブと言われる感情を言葉に出したり、感じたりすることを避ける傾向があります。しかし、それらも生きている証、クライアントさんがどんなことに胸を痛め、怒りを感じ(どんな価値観の人か)、何に喜びを感じて、願っているのかということを表しているのに過ぎません。だから何をいっても大丈夫。人のことを気にしたり、聞いてくれるコーチのことを気にする必要は一切ないのです。

これら3つのポイントが尊重され、本音が話されていくプロセスがマタニティコーチングの飛躍へのプロセスです。

マタニティリープのコーチングの場合、マタニティ期のどのタイミングにいるかによって、コーチングを継続する期間は異なります。これもコーチとクライアントの二人で決めることです。例えば妊婦さんであれば、出産を一つのコーチング完了の目安にしたり、育休中であれば、育休から復帰して3ヶ月と言ったように、テーマと期間が決まっていると飛躍の期間や進む方向性が明確になるので、おすすめです。

「出産は終わりではなく、始まりだった」というような言葉を聞きます。確かに出産は妊娠の終わり、子育ての始まりです。だからこそ、続いていく日常の中の非日常について、話をすることが大事なのです。そのことによって、意識的になり、選択でき、行動と変化が生まれます。これがマタニティリープであり、それをサポートする器がマタニティリープ・コーチングです。


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