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マタニティ期を豊かな土壌とする

みなさん、こんにちは。マタニティリープ主宰の渡辺有貴です。

みなさんは、悩み事や気になっていることがあるとどうしますか?
きっとネットで検索をしたり、本を読んだり、なんとなくそのことが気になって気がついたらそのことを考えている、ということがよくあるのではないでしょうか?この文章を書いている私もそうです。

マタニティにまつわる悩みやテーマについても、いろいろな記事が出ていたり、アプリも様々な使い勝手の良いものが出ているので、みなさん活用していることでしょう。気になっていることを検索したとしても、不安は消えず、むしろ気になることが増えたり、検索すればするほど出口がないような感覚になるというのはよくあることです。

また、自分の家族や友人に相談をして、もちろんすっきりと解決につながることもありますが、相手が良かれと思って言ってくれたアドバイスや意見がしっくりこないこともあります。また、言ったことによって、心配されたり、諭されたり、言わなければよかったと思うことは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。そして、このような経験から、人に心配をかけてしまわないように、嫌な思いをしないように、一人で抱えてしまうようになります。

このように、悩みや本音を話すということは、なかなか容易なことではありません。それが可能となる土壌としては、聞いてくれる人のスタンスが決定的に重要です。そのスタンスをあげてみましょう。

1:何を話しても大丈夫だと双方でわかっていること
こんなことを言ってもいいのかなということが話せることが理想です。仮にそれが一般的に受け入れられないようなことでも、言葉にでき、そのまま聞いてくれる安心感があることが本音につながります。

2:話したことが大切にされることが合意されていること
コーチングでは守秘義務というのがコーチ(聞き手)にはあります。そこまでかっちりしたものでなくとも、話した内容が許可なく人に話されないことが大事です。それは話してくれた人を尊重し、大切にするスタンスで、話し手に影響を与えます。

3:問題解決をしようとしない
困っていることがあると、聞き手はその問題を解決しようとします。ところが、問題を解決しようとすればするほど、話している人の力は小さくなり、聞き手が話す割合が増えます。これでは本音や本心から気づく機会が少なくなってしまいます。話を受け止め、本音や本心が話されることが一番大事なのです。

このような土壌があると、たねである悩みや課題が芽吹きはじめます。自分にとって本当のこと、感じていることは、双葉となり、大きく成長していくのです。

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