トラウマという概念。無形な虚像を自分の中から排除しろ!

数年前からトラウマという言葉を一般の人が普通に口にするようになりました。
そのトラウマという概念は本当はどういうものなのだろうか?

Wikipediaによると
トラウマ)とは、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。心的外傷が突如として記憶によみがえり、フラッシュバックするなど特定の症状を呈し、持続的に著しい苦痛を伴えば、急性ストレス障害であり、一部は1か月以上の持続によって、心的外傷後ストレス障害(PTSD)ともなりえる。心的外傷となるような体験を、外傷体験(英:traumatic experience)という。  wikipedia引用

アドラーの見解では
「いかなる経験もそれ自身では成功の原因でも失敗の原因でもない。われわれは自分の経験によるショック―いわゆるトラウマ―に苦しむのではなく、経験の中から目的に適うものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与えた意味によって自らを決定するのである」(『人生の意味の心理学(上)』)

精神的なショックも自分次第

トラウマ的な要因でずっと何かに悩んでいる人は、その経験を元に言い訳をしているに過ぎない。というのがアドラー心理学の教えだとすると、やはり前提にしなければいけないのは、強い精神になります。全てそうなってくるでしょう。

「人はそんなに強くないから・・・」なんていうと、それを言い訳にして前に進もうとしないことになります。それを言い出すとキリがないこともわかりますし、誰も間違ってはいないこともわかります。
要するに、どう考えるかと言うと、「今からどうするか」という思考にスイッチ出来るかと言うことです。

デリケートなトラウマと向き合う

トラウマ的要因を持った人から言うと、「自分次第だなんて簡単に言わないでくれ」となるのは誰にでもわかります。しかし、一番難しくて一番簡単で一番辛い試練なんじゃないかと思うのです。本人がどう断ち切るか、そこにスポットを当てるしかないのです。超極端な考え方になりますが、悪いことも自分自身で立ち切れて、良い未来も自分で決められるということです。

トラウマに関してはこれ以上踏み込んではいけない領域になると思いますので、この記事ではここまでにしたいと思います。

ここからは、これからを考えることについて書きたいと思います。

これからどうするか?

トラウマ的要因を自分の中から排除したりはすぐに出来ないことも現実にあります。そこをいくら考えても平行線です。だったら、これからのことを考えるべきではないのでしょうか?
これから先、自分はどうしたいのかをゆっくりで良いので明確にします。そうやって色々なことを試しながら、心を強くしていく訓練をしてみてはいかがでしょうか?
マイナス要素を捨てられない人、承認欲求から逃れられない人、嘘をついてしまう人、何をやってもうまくいかない人など、いろんな悩みを抱えている人は心を強くしていくことを考えていきましょう!

心を強くすることは、自分に自信をつけること!

と言うことは?色々あるんじゃないですか?得意なこと、興味があること、好きなこと、なんでも良いので始めるのです。
ここでの注意点は、真剣に取り組んでいくことが第一条件になります。
ちょっとやって、自分に向いてないだとか、すぐに諦める人は、申し訳ないですが何をやっても無駄です。楽に簡単にできることなんてこの世の中には存在しないのですから。たまたま簡単に出来たことがあったとしたら、それはあなたの才能です。簡単に出来ることではなく、簡単に出来てしまうあなたの才能なのです。
そう考えると更に色々出来ませんか?

結果を出すのには時間も労力も物凄くかかるのです。それを乗り越えるために努力するのです。それぞれで違うラインですが、自分のラインを超えられたら、色んなことから開放されていくのです!

開放された自分は自立の道を歩んでいる

ここまでの道のりは並大抵のものではないことは確実なことですが、ここまで来られた方は、これまた確実に自立していらっしゃることでしょう。
ここからです!もっともっとチャレンジしていってください。

失敗もどんどん繰り返せば良いのです。そして進化してください。

自分の道を自分で決めて歩いている姿が見えてきましたね。
時代の移り変わりが急速で置いて行かれそうになっても、学習しているあなたは自信を持って自分の道を歩けるのではないでしょうか。
これからのことを考え続ける人生を楽しみましょう!

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