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「ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX〈4枚組〉」

フランシス・フォード・コッポラの代表作「ゴッドファーザー」3部作のBlu-rayです。特典ディスクが付いた4枚組になっています。

言わずと知れた映画史に残る大傑作。パート1は1972年に、パート2が74年に公開され、それぞれ大ヒットしましたが、1、2とも甲乙付け難い傑作で、「続編は3割減」とも言われる映画の世界では珍しいことでした(ただ1990年のパート3は1、2ほど評価は高くないようです)。

マフィアのファミリーを率いるドン・コルレオーネをマーロン・ブランドが演じていますが、この映画から「ドン」という言葉が日本でも流行りました。

マフィアの実態が余りに見事に描かれているため、日本の暴力団映画にも大きな影響を及ぼしました。ファミリーの意向に逆らう映画プロデューサーを脅すため、彼が飼っている愛馬の首を切断してベッドの布団の中に放り込み、目覚めたプロデューサーが馬の首に気が付いて悲鳴を上げる場面は映画史に残る名場面です。寝室に侵入されても気が付かなかったのは睡眠薬を使っていたのでしょうか。

映画は対抗する組織との血生臭い「戦争」を描いています。床屋で散髪中に後頭部から撃たれ、正面顔のカットで眼鏡が砕けて顔が血まみれになる場面は、松竹新喜劇の藤山寛美が「あれどうやって撮ったんやろ」と感心し、後日付き人に「分かったで!」と報告したくらい、見事な撮影でした。

パート1は初代ドン・コルレオーネの死までが描かれますが、パート2ではイタリアのシチリア島から若きコルレオーネが苦難の果てにマフィアのドンとなるまでを描き、それと並行して息子マイケル・コルレオーネが跡目を継いで二代目ゴッドファーザーとなるまでを描いています。

若き日のドン・コルレオーネはロバート・デ・ニーロが演じ、息子は前作に引き続いてアル・パチーノが演じます。デ・ニーロはまだ無名でしたが、前作のオーディションに参加しており、役のイメージに合わずに起用されませんでしたが、コッポラはずっと覚えていて今作でドンの青年期を演じる大役に起用しました。


「ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX〈4枚組〉」
アル・パチーノ / ゴードン・ウィリス / フランシス・フォード・コッポラ
定価: ¥ 9505

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 パート2」


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