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クエンティン・タランティーノ他「フォー・ルームス('95米)」【未開封新品】

クエンティン・タランティーノが中心になって集まった新進監督4人によるオムニバス・コメディ。ロスのホテルを舞台に、ベルボーイのテッド(ティム・ロス)が4つの部屋で繰り広げられる奇妙な出来事を目撃します。

●第1話「お客様は魔女」脚本・監督アリソン・アンダース

デッドが案内した最初の客は、何故かハネムーン・スイートに泊まる6人の女性グループでした。実は彼女たちは魔女であり、40年前にこの部屋で石にされてしまった偉大な魔女ダイアナの呪いを解くために集まったのです。呪いを解くには精液が必要で、テッドは魔女に誘惑されて大釜の中でセックスする羽目に…。

●第2話「間違えられた男」脚本・監督アレクサンダー・ロックウェル

パーティの客から氷の注文を受けたテッドでしたが、間違えて違う部屋に入ってしまいます。その部屋の客にいきなり銃を突きつけられます。部屋には客の妻が猿轡をかまされ椅子に縛られている。テッドは妻の間男に間違えられたのでした。

●第3話「かわいい無法者」脚本・監督ロバート・ロドリゲス

2人の子供をホテルに置いて、ふたりだけで大晦日パーティを楽しもうと出ていく夫婦。その間、ふたりの悪ガキの世話をテッドが見ることに。たちまち部屋はめちゃくちゃになり、テレビにアダルトチャンネルが映ります。そのうち子供がベッドの下から売春婦の死体を発見し……。

●第4話「ハリウッドから来た男」脚本・監督クエンティン・タランティーノ

散々な目にあったテッドはホテルを辞めようとしますが、最後に最上階のペントハウスに宿泊する有名監督のチェスター・ラッシュの接客を頼まれました。ラッシュは、同じ部屋に居るメンバーとともに賭けをしていて、テッドをその執行人に指名します。その賭けとは、ジッポーライターを10回連続で着火して、もし一度でも着火しなかったらその者の指を切り落とすというものでした…。

当時ハリウッドで気勢を上げていた新人監督勢揃いのオムニバスです。どれも面白いですが、第3話のロドリゲスの超展開と、最終話のタランティーノの話のオチが見事でした。有名監督はタランティーノ本人が演じ、同じ部屋の招待客にブルース・ウィリスが終始酔っ払って出ています。

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