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【日本初のTVアニメシリーズ】「鉄腕アトム・ベストセレクション」DVD全6巻揃

手塚治虫の虫プロダクション製作、日本のTVアニメシリーズ第1号「鉄腕アトムベストセレクション」DVD全6巻揃です。

第1巻「誕生編」は1963年1月1日に放送された第1話「アトム誕生の巻」、第37話「ウランちゃんの巻」第93話「コバルトの巻」が収録されてます。

第2巻「ロボット編」は第82話「ロボット競技大会の巻」第116話「史上最大のロボットの巻(前編)」第117話「史上最大のロボットの巻(後編)」を収録。

第3巻「宇宙編」は第10話「イワンの馬鹿の巻」第56話「地球防衛隊の巻」第71話「地球最後の日の巻」を収録。第56話はカラーで制作され、第71話も一部がカラーの作品です。

第4巻「続ロボット編」は第179話「青騎士の巻(前編)」第180話「青騎士の巻(後半)」第126話「ロボイドの巻」を収録。

第5巻「VS編」は第26話「アトラスの巻」第19話「アトム対魔神の巻」第91話「ガロンの逆襲の巻」を収録。

第6巻「名作編」では第9話「ブラックルックスの巻」第16話「白い惑星号の巻」第148話「ロビオとロビエッタの巻」を収録。

DVDに巻数表記はないのですが、「ベストセレクション」として出たDVDはこの6枚だけだと確認しており、型番表記から私が巻数を付けました。

アトムの家族は両親や兄がアトムの後に生まれたのが面白いです。 

前後編として作られた「史上最大のロボットの巻」は原作漫画を含めてアトム史上最も人気があったエピソードです。自分のロボットを世界一にしたい中東の王様が、配下の科学者に命じて作らせたプルートに世界の7大ロボットを倒すよう命じます。その中には鉄腕アトムも。

このようなバトルに次ぐバトルで話を進める作り方は、その後の少年ジャンプのバトル漫画の先駆けと言えますが、天性のストーリーテラーであった手塚にとってはこれはストーリーと呼べるものではなく、しかし人気が出ることは確かで、作家性とエンターテイナーとしての狭間に苦しめられ、後に「鉄腕アトムは人気を取りたいから描いていたので、自分にとっては最大の駄作」と発言する契機になりました。

当時のTVアニメは「電気紙芝居」と呼ばれ、今の目で見ると動きは拙いですが、ここから富野喜幸や杉井ギサブローなど、アニメ界の巨匠が巣立ちました。日本のTVアニメの歴史を振り返る時、避けては通れない作品です。

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