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ゼロから始める節約生活

例えば、夏から冬に季節が移り、衣替えをしてコートや厚手のパンツなどを久しぶりに着るようになります。
ここぞという極寒の日に着ると決めていたダウンを羽織って外に繰り出し、首をすくめて両手をポケットに突っ込んだときです。ポケットのなかにある慣れない感触に驚き、恐る恐る引っ張り出してみたら数枚の千円札――。
「……久しぶりじゃないか、元気にしてたか?」
なんて経験は、みなさんもあるのではないでしょうか。
ちなみにわたしは出てきたのが一万円だったこともあります。こんなに嬉しいことがあるでしょうか。なにかを削って貯金していたわけでも、なにかを我慢していたわけでもなく、もちろんなんの苦労もなく降って湧いたような一万円にテンションが爆上がりします。

瞬く間に物価が上がり、光熱費も上がり、可処分所得がぐんぐんと減っていく昨今、節約はとても大切なことですが苦労や我慢はなるべくしたくない。いつもと変わらぬ生活を送っていたらそれが節約になっていたというのがベストです。
そこで、普段意識することなくできる節約の方法を考えてみました。

まず今や当たり前になりつつありますが、LED電球です。以前はLED電球一つがとても高かったですが、世に出てから10年以上経ち段々と安くなってきました。登場当時は10年持つといわれ、それだけ持てば投資額を上回るだろうと実家の父が買ってきていましたが、先日実家に帰ったときにまだ現役でしたので10年以上持っていますね。
まず電気消費量が1/10に迫るほど下がります。明るさの不足を生活で感じたことはありません。一度買えば10年持つとすると買い物の煩わしさもなくなります。
ちなみにわたしは一人暮らしですが、部屋にある電球の数を数えましたら14個でした。(玄関・水槽・風呂・トイレ・洗面台・脱衣所・キッチン・換気扇・居室スポット*6)ひとつやふたつならたいして変わらないと思うかもしれませんが、14も有ればけっこうな金額です。電球だけで電気代7000円かかっていたものが700円で済むと言われればその差に驚愕するのではないでしょうか。一度換えてしまえばこれが10年も続くのです。

次におすすめしているのが節水シャワーヘッドです。
(参考:https://amzn.asia/d/3ViWOPg )
これは既存のシャワーの頭だけを換えると、水の線が細くなり節水になるというアイテムです。これは水流が弱い部屋にお住まいの方にもおすすめできます。シャワーの穴が極細になるので勢いが増します。良いこと尽くしです。
なぜシャワーの穴が小さくなると節水になるのか? なぜならばシャンプーをするときに必要以上に水を消費しているのです。分かりやすく言えば、頭を洗うのに滝に当たる必要はないのです。備え付けのシャワーは必要充分な量より大きめの穴が開いているというわけです。

夏場や冬場のエアコンを24時間付けっぱなしにする方が結果料金が安くなるという節電方法がまことしやかにネット上で囁かれています。エアコンはつけ始めのときに大きな電気を消費し、安定したらそこまで電気消費は大きくないという特性から言われるようになりました。
しかしこれは気温や断熱環境によりだいぶん左右される話だとは思うので、なにが正解かは分かりません。わたしもチャレンジしたことはありましたが、会社などで10時間近く部屋を開ける場合は消した方が良いというのが個人的な感想です。買い物程度ならこまめに消すよりつけっぱなしの方が良いと思います。
実はエアコン絡みではもっと効率的な方法があります。
それは新型エアコン(冷蔵庫やテレビなども)を使うことです。技術向上により家電の消費電力はどんどん小さくなっています。もちろん賃貸物件の場合は自分でエアコンを選べないので、同じくらい魅力的な部屋でお悩みであったら、エアコンの新しい方を選択するというのもひとつの方法です。
なにせ普通に生活するだけで、労せず節約になってしまうのですから。

最後にわたしが最近実感した方法です。
それはすべての買い物をカード決済することです。カードと連携した電子マネーも同様ですね。1%前後のポイントが毎回たまります。
わたしはつい最近家のパソコンモニタが壊れ、買い換えなんてそんな急な出費は無理だと大泣きしながらもんどり打って絶望にうちひしがれていたのですが、利用しているカードのポイントで一円も出さずに新品のモニタを手に入れることができたのです。
わたしは完全な電子マネー生活を送っているので、まさに普通に生活しているだけでパソコンモニタを貰ったようなもの。もし現金生活を続けていたらさらに出費が重なっていました。チリも積もれば山となる、ということわざを思い出すに充分な出来事です。

もちろん大きな買い物のために目標金額があったり、やりたいことのために貯金するという場合は、なにかを削ってなにかを我慢して貯めた方が良いと思います。しかしそうではない場合、特別な苦労やストレスもなく生活費を圧縮できるならそれに越したことはありません。

それでは!


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