見出し画像

みなさんが角部屋好きになった理由?

お部屋探しのときに「角部屋」を第一条件にする方も多いと思います。
角部屋とはどんな特徴があるお部屋で、どんなことに気をつけるべきなのか、まとめてみました。

角部屋とは、マンションやアパートにおける端の部屋です。厳密には上から見て真ん中が凹んだ建物だとその凹んだところも角部屋と言えます。外気に二面以上接しているお部屋ですね。
□□□□
と四部屋が並んでいると両端の部屋は正面と横が、真ん中の二部屋は正面だけが外部に接している壁面になります。この両端の部屋が角部屋になります。
なぜ角部屋の人気があるのか。

第一に、採光性が高いことが挙げられるでしょう。外部に二面接しているので、そこに窓があればより多くの光が取り込めて開放的です。窓が二面有ることによって、違う角度の景色が見られることも生活を飽きさせない要因になるかもしれません。

第二に、一面でしかお隣と接していないので、騒音的にも有利です。確率論的になってはしまいますが、感じられる生活音は片側だけしかないというのはいかにも有利です。

第三に、プライバシー性の高さもあります。同じフロアの中でも端に部屋があるので、自分の住んでいる部屋の前を誰かが通るということがないわけです。それだけ同じ建物の住人に見られる確率は減るわけで、他人の視線はわりとストレスになり得るのでこのあたりも角部屋は有利でしょう。

しかしこれらすべてがメリットになるわけではありません。
採光性が高いということは、夏場冬場などは室内の気温にダイレクトに影響してきます。特に南西方向に窓があると真夏の直射日光は耐え難いかもしれません。カーテンを閉めたところで室温はぐんぐん上昇し、比例して光熱費も爆上がりします。
せっかく窓があるのに結局は一年中遮光カーテンで締め切って、ないものとして扱っているという方もいました。外に葦簀や簾などで影を作る方も多いと思いますが、その場合は眺望も当然期待できません。開放的な生活ってなんだっけ……となります。
また住民同士の生活音は受けづらいとはいえ、窓が二面あるので外からの騒音はふんだんに入ってきます。ガラスはコンクリートほど遮音性が高くないので、住むエリアの「交通量」や「人通りの多さ」は事前にしっかりと確認しておきたいところです。意外と風向きも重要なので、強風時のシミュレーションもお忘れ無く!
同様に、窓が二面あるので低層階の場合は通行人がちょっと視線を向けると部屋の中が見えてしまいやすいです。このへんも内見時には外からどう見えるか注意したいところですね。

・窓が多くて開放的な部屋に住みたい方は、日の当たり方と外からの見え方を確認しましょう!

・本棚などあって部屋に紫外線を入れたくないという方は、角部屋にこだわらなくてもいいかもしれません。

・静かに暮らしたいという方は建物だけでなく、周囲の騒音環境も内見時にチェックです。

あとは、人気があるので角部屋のお家賃は若干高い傾向にあります。上に書いたようなメリットを享受できそうにないケースではあえて探す必要はないと思います。
角部屋のメリットを享受できそうな方も、「角部屋」という情報と募集図面だけ見て決めてしまわないように気をつけて物件を探してみて下さい。

それでは!


【逆住まい探しマテバ】
マテバの物件は仲介手数料無料!
マテバの家賃保証は火災保険も込みで初期費用なし!

新しい住まい探しのマッチングサイト。
お部屋を探している方はご希望の条件を入力して待つだけ。物件の大家さんから「住みませんか」とオファーが届く。契約までネットで完結。
登録はもちろん無料。
https://s.mateba.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?