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これはまた別の奇跡 #3

『これはまた別の奇跡』・・・
2021年の元旦に父が宇宙に帰った
その前後に起きたことを書いています。#1#2

#2を書いてから・・慌ただしくなかなか書けなかった時間は
『奇跡』という言葉を私はどう捉えるのか・・・
考えなおしてみる機会となりました。


もともと、自宅で訪問診療・訪問看護を受けていた父
母を元気づけようと協力してくれていましたが、
正月にも自宅には帰れないということで気落ちさせてしまっていて
入院して一週間を過ぎた頃にガクンと調子が悪くなりました。

その後、
回復に向かっているという病院の説明に安堵しつつも
電話を繋いで貰っても、聞いているだけ
返事をするまでに至らないまま

年末年始をどうするのか
母も一時退院は叶わず
離れて暮らす弟達への連絡も含めて
決めて指示を出す必要がありました。


 手元にある、ミッチーの晦日・大晦日のライブチケット。
 コロナ禍で延期になり、1年ぶりとなるライブ。
 もともとは泊まりで行くつもりで準備していました。


何かあった時に帰れなければ困る。絶対後悔する。
でも何かに備えて自宅で待つというのも、違うんじゃないか。。。


日帰りで、晦日だけ行かせてもらいたい。
嫁の実家に帰省しようとしていた弟に頼み、
なるべく近くに居て貰うようにしました。


決心して向かったライブ。
新幹線の窓から長くくっきりとした虹が。
隣の駅が過ぎてもその隣の駅が過ぎてもまだ出ています。
30分くらいは見続けられたでしょうか。
華やかな気持ちをプレゼントしてもらいました。

そしてその日のうちに帰宅して、
大晦日は父への手紙を持って病院に行きました。


そして元旦。
病院に来てもらいたいと電話が有り、
嫁の実家に行ってなかった弟と病院に向かうことができたのです。


これも、私の奇跡のひとつ。
こんなふうに、大きな流れにやさしくのまれたことはありませんか。

#4に続く。(たぶん、ボチボチと)






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