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年内大逆転、運気を変えるには?

どうも波に乗れない、流れがよくない、本調子でない、そう感じること、誰にでもあると思います。皆さんは、そんな時、どんな工夫をされていますか?
私は、これまで何の工夫もせず、時間に任せていたような気がします。少々、今回のスランプは長いので先達の知恵を生かして新しい工夫をしてみようと思います。

再出発したものの、どうもグズグズしている自分

家内が亡くなって一年が経ちました。家内からは「制約なく好きに生きて欲しい」との宿題をもらっていましたので、先立つ後悔をして実行項目をリスト化してもおりました。
百箇日法要が終わり、春を迎える頃から全速力と思っておりましたので、会社の近くに引っ越し準備万端、再出発を鮮やかに決めるはずでした。
引っ越してみると、愛犬ぐぐが環境になじめず体調を崩し、結局、引き払って自宅に再引っ越しの顛末となりました。
立ち上がりにつまずき、どうもスピードに乗り切らないまま、今日を迎えました。期限のある仕事や顧客や職員との関係性の中では何とか動けるのですが、能動的な動きができないのです。

気がついてみるとうずたかく......

もともと整理整頓は大の苦手、自宅書斎を取り壊しスペースがなくなったこと、娘の里帰り出産に再引っ越しが重なって自宅は大混乱となりました。気がついてみると段ボールや収納庫がうずたかく積み重なっています。

孫がいるうちは賑やかでしたし、段ボールも遊び場のようなもので気にならなかったのですが、一周忌が過ぎ宴の後は惨憺たる有様で気分が落ち込みました。

分かっているけど始められない。苦手なこと、それだけではないなぁ、と思いました。
いわゆる5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の教科書を読み返したり、YouTubeで断捨離の手順を見たりしましたがエンジンはかかりませんでした。

大愚和尚に学ぶ掃除の知恵

オーディオブックの聴き放題で「苦しみの手放し方」という本に出会い、著者である大愚元勝和尚の「大愚和尚の一問一答」のYouTubeにたどり着きました。
お悩み相談の内容なのですが、フォロワーが50万人を超える人気となっています。
その語り口からか、はたまた仏教の教えがしっくりくるのか、私としては珍しくバックナンバーも見るようになりハマりました。

大愚和尚は、毎年、師走になると大掃除のすすめをしておられます。その際、掃除、整理、整頓の定義を語られるのですが、明確かつ簡潔で素晴らしいと思いました。

掃除とは、新品の輝きを保ち続けること。

整理とは、自分に要らないものを見極めて捨てること。

整頓とは、自分に必要なものを元の場所に戻すこと。

私が、整理整頓が苦手なのは、行動の定義があやふやだからでした。
特に整頓、元の場所がないからできなかった、と痛感しました。

この定義のお陰で何をするべきか、明確にイメージできました。
イメージできれば何とかできそうな気がしてきました。

今年こそ、やるぞ!大掃除

大愚和尚は、大掃除の秘訣として、人を巻き込んで楽しくやることを上げておられました。私は一人暮らしなので巻き込むことはできませんが、会社や家族があればお祭りみたいにしてやるのがよいのでしょう。

気がつけば師走も半ば、私は先ず、整理から始めました。五人家族の家から自分ひとりの家へ、自分に要らないものを見極めて捨てていきます。

そして、必要なものには元の場所をつくり整頓します。

最後に、しっかり掃除して、いつ誰がお越しになっても仏壇をお参りいただけるようします。
余直し、再出発は家からですね。順番を間違えておりました。

良い運気、再出発のエネルギーは大掃除から得る、新年には元氣が満ちていることでしょう。
さぁ、反転攻勢のイメージが湧きました。

新年あけましたら、成果をご報告しようと思います。

乞うご期待。