「窮鼠はチーズの夢を見る」観てきた話
まいどおおきに、まっちフェスティバルです!
久しぶりの映画、とってもよかった。
2020.9.11に公開された、行定勲監督、水城せとな原作、大倉忠義、成田凌主演という、男性同士を中心とした恋の物語を描いた映画、「窮鼠はチーズの夢を見る」を観る為に、コロナ以降初めての映画館(TOHOシネマズ)に足を運ぶことに。
※ちなみに見出し画像の生き物はデグーで、ネズミと同じげっ歯類ですがチーズは食べません!
【久しぶりの映画館】
チケットは前もってインターネットで購入。コロナ感染対策の為、原則一席開けてしか購入できないことになっている(これはこれで人との距離が保たれ、落ち着いて集中して観られる為、需要もあるらしい)。
実際の座席には「この座席は使用しないでください」と書いたシールがでかでかと貼られており、友人と来ていそうな人達も、きちんと一席開けて座っていた。
飲食してる時以外はマスクをしていればOKとのことだったので、カルビーかっぱえびせんとのコラボしたポップコーンを購入。しっかり振ってから食べないと、序盤かっぱえびせんしか口に入らんくなるので注意。
TOHOシネマズは、塩、キャラメル以外にも「シネマイク」という名で、色々な味を作り出していて、これが楽しみでもあったりする。もちろんこのかっぱえびせんもシネマイクポップコーン。ピザポテトとコラボしたポップコーン買った時は、においが強烈でさすがに周りの人の鼻を支配してないか心配になった。
これから公開される映画の予告をみてワクワクしたり、
ドラえもんのコロナ感染対策の動画を観たり、
新しくなったNOMORE映画泥棒の映像を観たり、
かっぱえびせんの咀嚼音が当たりに響かないように必死になりながら、
さあいざ鑑賞。
【映画の感想:極力ネタバレなし】
一番伝えたいのは、男女ともに観て欲しい。
やはり女性に人気の俳優さんということで、シアター内の9割は女性だったと思う。が、映画の内容としては、現代を生きる人類全てに観てもらいたい内容。ただ、R-15 ?「おっさんずラブ」も大好きだったし大丈夫~!★というノリで観に行くと間違いなく刺激に圧倒されてしまう。わりとしっかりめのR-15であることは伝えておく。
あとは、それぞれの役がめちゃくちゃハマってて、特に成田さんの演技がもう健気で、でも、したたかで、たまらんかった。
人間関係の変化を見つめ、言葉の選び方や、間のとり方の中にある「なんとなく重たくて苦しくて、でも美しいもの」について考えながら観ていた。
胸をねじ切られる感覚、とまではいかないがとても痛くなった。
あと、公式Twitterが出してるから載せても大丈夫かなと思うんで載せるこのシーン。
めっっっっっっちゃ尊い。映画後もこのシーンを観れることに公式に感謝しかない。
さてさて、あんまり重い雰囲気のコメントするの苦手なもので、
大倉さんと成田さんの絡みを観るだけで映画代1900円の価値は余裕である。ポップコーンセットを買っても足りないレベル。
ということはお伝えして終わりにするわね。
何度もこの映画を観に映画館に足を運ぶことを「追いチーズ」と言ったりもするらしい。
日々、性の多様化は少しずつでも進んでいるようになんとなく思う。
もちろんまだまだそうじゃないこともあるけども。
人が人を想う気持ちを、改めて大切にしたいと思った。
ほなまた。
楽しいことを好きなだけ