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2021年8-9月に見た映画-Part.1
大学三年の夏。
就職活動せねばとインターンに応募しつつ、直前に面倒くさくなってキャンセルしまくる夏。
結局参加したのは2社だけの夏。
人間そんなもん、な夏。
結局、冬からオランダに留学することが決まったので就職は一年延期する。少し時間に余裕ができたので、「映画館に行く」という選択肢が自分の中に追加された。
元々映画は好きだったけど、忙しくてあまり行けなかった。
特に好きになったのは藤井道人『ヤクザと家族 The Family』(2021)を観てから。世の中には、というか日本にはこんなものを作れる人間がいるのかと、エンドロールを嫉妬と畏怖と尊敬の交じった視線で見つめた。
8月に観た映画の感想を記録がてら記したい。別に誰も読まないし。
『クルエラ』@シネマイクスピアリ
たしか8月に初めて観た映画。きっかけは全然覚えていないけど、たぶんヒマでシネマイクスピアリの上映スケジュールを見ていたのだろう。特にあらすじも知らず、期待もせず、何となくな気持ちで観に行った。まず劇場に入るとお客さんが女性、女性、女性(見た目だけで判断するのはよくないけれど)。
カップルできている一人を除いて自分以外全員女性だった(15人くらい)。
「あーそうか、この映画は女性が主人公で、女性に対して何かエンパワメントをしてくれる力を持っているんだな、だからこんなに女性が多いんだ」とすぐ思った。
実際、映画を見るとたしかにメインに描かれるのは女性の話で、自分の才能と努力で突き進む姿にスカっとさせられる。てかめちゃめちゃ面白かった。なんじゃこりゃ。テンポ良すぎるし安易な友情とか恋とかないし、いい意味で今っぽい映画だった。女性が単なるヒロインとして消費されていない感じが良かった。
続きは次の記事にします。
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