見出し画像

HI-KICKsのレシピ

お久しぶりです。

まずは、、、

HI-KICKs tour final、たくさんのご来場誠にありがとうございました!


みんなニコニコで楽しそうで、こちらも超楽しかったです。


てな訳で、ツアファイも終わりEPの配信も開始されましたので、恒例の

読めばEPが一兆倍楽しくなるHI-KICKs大解説

やっていこうと思います。

是非音源聴きながら楽しんでネ



HI-KICKs、yorosiku


まずはこのEPに込められた想いから話してみようかと思います。

前作1stEP「DISTRESS」発表からのこの二年は、バンドとして大きく変化した期間でした。

もちろんメンバーが変わったり、生活環境が変わったりっていう点もなんですが、純粋にもっと自分たちが楽しいライブがしたいっていう感情により正直になった気がします。

そんな中でここ最近のDISTRESSを象徴するパーティー感の強い曲が何曲か出来てきて、最近のDISTRESSはこんな感じだゼッてある種自己紹介みたいな一枚を記念に作ろうとなり、制作に至りました。

今回もデザインは全てアタクシが担当したのんですが、めちゃくちゃこだわりましたね

ええ。

特に帯!


外タレの国内版4枚目みたいな、あたかもライターが書いてる風に仕上げるために家にある外タレのCDの帯と謎の別冊で付いてる和訳インタビューみたいなん見漁って研究したので、だいぶ解像度の高いソレに仕上がってると思います。

曲名が帯だけカタカナ表記のクソダサいあるあるも完全再現

見事でしょ。

話変わるんですけど、サービスエリアでCD買ったことあります?

よっぽど好きなアーティストでもわざわざSAでCD買う人間なんておらんやろって物心ついた時から不思議に思ってるんですけど、2024年にもなって未だにあのコーナーがなくならないって事は強烈に熱狂的なファンが時折そこで金を落としていっているのではないかという持論があります。

なので今回のEPの背表紙は、手に取ってくれたアナタにそんな熱狂的なファンになってほしいという願掛けから、SAで売られてるCDみたいないなたいデザインにしました。

あとロゴのサンプリングもとはコレですね。
本家に負けず劣らずのバライティ豊かなフレーバーが楽しめる一枚になってますので、サクッとつまむ感覚で難しいこと考えずに楽しんでもらえたらハッピーっす

上手い!

ちなみにデザインはふざけ倒しましたが、なぜHI-KICKsって名前をつけたかの理由は帯に書いてることが全てですので、気になる方は是非買ってね❤️






さて、曲のほういこか




1.(b)

圧倒的'一曲目'ソング(b)。

全然いつもそんなこと考えて作っているわけではないんですが、僕の作る曲は完成すると結構な割合でザ・一曲目みたいな曲になってしまうことがあり、中でもこれは群を抜いてその類の曲だなと感じております。


この曲実は高校生の時に作った曲をブラッシュアップして出来上がった、割と歴史のある曲なんですね、実は。

(まあサビのコード進行くらいしか跡形残ってないですが、、、)

超久しぶりにたまたま残ってた高校の時のライブ映像を見まして、「これええやん」となり制作を始めた(b)ですが、まず冒頭の怪しげなマントラみたいなパートはSkindredから着想を得て作りました。


あ、ちなみにAメロの歌詞にピーナッツって出てくるのは、その時スパイファミリーにハマってたからで特に深い理由はございません。

でそこからサビになって打ち込みのビートに入っていくんですがあそこでガラッと印象を変えたかったので、初の試みとしてサビ終わりに転調してみました。

これまでNANANAとかW.W.W.でラスサビ転調はやったことあったんですが、途中にぶち込むアイディアは当初なかったのでここはYOASOBIをいっぱい聴いて
オベンキョしました。

ここのビートはかなりエスニックなものにしたかったので参考にしたのはコチラ

帯に書いてある「K-popの影響」の正体はブルピンだったんですね。

この手のダークなサウンドはやっぱりYG強ぇなぁって印象でございます。
てかBABYMONSTERのBATTER UPやばないすか?
今日日あんなソリッドで808ドーーーンみたいな曲やっちゃうのカッコ良すぎるし、最後の少女時代のGENIEみたいなクッソ平成って感じのズゥイズゥイしたシンセ使っちゃうあたりリバイバルしてんねぇと楽しい気持ちでいっぱいです。


まあでも僕はJYPキッズなのでね、TWICEこそ正義ですので、はい



ごめんだいぶ話逸れた。



で、その後スカみたいなパートになるんですが普通の四つ打ちじゃ面白くないなと思いまして、ここのビートは

これを意識しました。
めちゃくちゃ好き!単独やってほしいね

そこからまたサビにいく展開なんですが、マジでいまだにどこで元のキーに戻ってるのかよくわかっていません。誰か教えてください。


とまあこんな感じで作曲に関してはこれらの曲を聴いたりボイスメモのリフストックから引っ張ってきたりでじっくり完成させたわけですが、歌詞は案外スッと出来上がった記憶があります。

言ってることをまとめると、未来は僕らの手の中って感じです。

これにつきます。

この曲を書いたのはちょうどウクライナの戦争が激化していたり、まだコロナの自粛ムードが若干残っていたタイミングだったと記憶しています。

自らの手で幸せを作っていきましょうって感じです。

作曲に影響を与えたのはこちら


俺軍めちゃくちゃ好きで、NANANAの箇所とかその後のもっともっとのところとかがっつりサンプリングしました。

ちなみに僕がライブでつけてるリストバンドはハイロウズのやつです。
ハーモニカ吹いたりするのもヒロトに憧れているからです。


ラスサビの後半一箇所だけメロの譜割が変わるところがお気に入りなんですが、あれはレコーディング中にどうしてもナゲットワッテトーチャンが言いたくなって、文脈的におかしくならないようにうまいことぶち込みました。



とまあこんな感じで(b)は構成されております。
ちなみにしんちゃん(Gt.)のお気に入りはこの曲らしいです。


ってか今気づいたけど今回のEP、ほとんどシングルで先出してて
しかもそれぞれnote書いてるからここから特に書くことないです。。。

こちらご覧くださいませ。。。

唯一書き足すとすれば、W.W.W.の曲構成は鬼滅のアニメ見てる時にOPがあまりにカッコ良すぎて曲構成全く一緒にしてやろうと思って真似たくらいです。
残響散歌の方ね。
イントロ→1A→1B→サビ→間奏→2A→2B→ソロ→3B→サビ…みたいな
まじ曲の展開全く一緒やからおもろいよ。


でまあ、おそらく皆さんが気になっているであろう演歌のお話なんですが、ちょっと長くなりそうなので紫景色だけでもう一個書こうと思います。



それでは〜。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?