見出し画像

ラッフルズホテルでのアフタヌーンティー

先日、ラッフルズホテルでの季節のアフタヌーンティーへ友人と行って来ました。今回のアフタヌーンティーのテーマはずばり日本!高級ホテルで優雅なお茶時間を楽しみました。ラッフルズホテルは改装が終わったばかりで、ホテル内もとてもきれいです。

コースメニュー:SAKURAコースとKYOTOコースがあり、SAKURAは春のイメージで桜とイチゴを中心にしたスイーツ、KYOTOは抹茶を中心にしたスイーツになっています。私はSAKURAコースを頼みました。https://www.raffles.com/singapore/dining/the-grand-lobby/

お値段:気軽に行く返事をしてから仰天しましたが、どちらもSG88ドル+10%サービス+7%税でSG103ドル(!)、およそ8500円(!!)です。えええ、、日本だったらアフタヌーンティーって4-5千円と思っていたけどこの値段、、フレンチのコースぐらい食べられるかも、、とだいぶショックを受けましたが、、いざ、コロナ禍の開き直り術「旅行をする代わりだと思えば安い」という言い訳で行くことにしました。

結局、行った感想は、

行って良かったぁ!雰囲気も最高、この世に美味しいものってあるんだなぁあ!

という大変満足できるものでした。

アフタヌーンティーの内容

アフタヌーンティーはホテル1階の両サイドのテーブル席で楽しむことができます。まず、ホテルの入り口でインドスタイルの制服を着たドアマンと受付け係(制服がとてもおしゃれ)が席まで案内してくれます。ホテルロビーは、3階まで続く高い吹き抜けの中心に大きなシャンデリアがきらめき、天井から自然光を取り入れた明るい造りです。ホテルの壁が真っ白でまるで宮殿を思わせました。

席に着くと、まずはお茶のメニューを渡されて好きなお茶を選びます。メニューには、紅茶、フルーツティー、緑茶など基本は約6種類のお茶がありました。多分コップ5杯分ぐらいはある大きなポットで供してくれました。

その後メインの3段重ねの軽食とスイーツのプレートを持って来てくれて、メニューを説明してくれます。

1段目:ピンクの桃の型をした最中に挟んだ苺ソルベと桜ゼリーを載せた苺パンナコッタ。

2段目:苺ロールケーキ、苺クリームのエクレア、丸い苺チョコの載ったココナッツクリームのタルト。

3段目:牛かつサンド、玉子焼きイクラ載せ、ごぼうとニンジンのマヨネーズサラダのカナッペ。

そしてさらにスコーンを2つずつ(プレーンとレーズン)お皿に運んでくれました。スコーンに付ける苺ジャムとクリームも供されます。

1段目にシャーベットがあるので1段目から食べていただくことをお勧めします、と言われ、苺ソルベの最中から食べましたが、その美味しいこと!

画像1

どのスイーツも甘過ぎることなくとても良い上品な味でした。中でも美味しいと思ったのは、1段目の少し酸味のある爽やかなゼリーが載った苺パンナコッタ(桜の花も入っていて懐かしい味でした)と、牛かつサンドイッチです。

そしてお茶がまたとても美味しいものでした。渋みがほとんどなく、それでいて甘い香りはしっかりして、お茶だけでとても豊かな味わいでした。お茶でスイーツの味を邪魔することなくすっきりと潤してくれました。

時間は1時間半しか居られませんでしたが、分量としてはお腹いっぱいで、少し食べ切れないと思いました。

食後はホテル内を見て回りました。改装したてのこともあって非常にきれいで、そのまま他のロビーエリアでくつろいで過ごすのも良いと思いました。

結局、高くて迷ったもののアフタヌーンティーの体験はとても満足できました。久しぶりに繊細で美味しいものを食べた気がしました。豪華な味の濃い料理ではなく、小さくてもひとつひとつ奥深い味のするものが味わえてとても幸せな気持ちになりました。日本のデパートで売っている美味しいお菓子たちに久しぶりに再会した感じです。日本で出されたらそこまで感動しないかもとも思いますが、シンガポールで美味しいお菓子に出会っていない身としては、88ドルはかなり高いですが、むしろKYOTOの抹茶コースもしばらくしたら行きたいと思うほどです。。。

あえて言えば玉子焼きは、コンビニなどの玉子のお寿司のようにいかにも工場で固めた玉子焼き(巻いてない)もので、別にこのプレートに出さなくて良いのではないかと思いました。

贅沢をしたのでまたもう少し頑張ろうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?