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赤ちゃんのためだけではない、またよみ

こんにちは。
またよみ協会 副理事のみとまです。

今日は
当協会代表のさなえさんよりちょっと後輩で
たけだやなばたより少し先輩のママとして、
またよみを出産前に知って欲しい理由を
わたしなりの視点でお話ししたいと思います。

不登校だった娘

上の写真は美容院に行って髪を結んでもらって
モデル風に写真を撮られている娘です。笑

その娘は現在小学5年生なのですが、
3年生の3学期の始業式前夜に
「学校へ行くのが怖い」
と言って不登校が始まりました。

約1年ほど経ってから
行ったり行かなかったりする登校が始まり、
今は時々給食が食べられるほどにまで
学校へ戻ることができています。

最初はゲーム漬けになり勉強もせず
昼夜も逆転しかかっていました。

何をするにもやる氣がなく、
「誰かの大事なものをぶっ壊してやりたい!」
と言うほど、荒れに荒れていました。

え、ドラマで見る反抗期の子どもそのものじゃん…
って思いますよね。

わたしもどうなるんだろうと、お先真っ暗…。

では、なぜ元氣を取り戻したのか?

フリースクールだとか
医療機関の心理カウンセラーにかかるだとか
そういったことはいっさいなし。
(公的機関もしくは医療機関のカウンセラーにかからないと
不登校児は「ネグレクト」と見做されることもあるそうです。
わたしたちは公的機関のカウンセラーにかかっていますが、
娘が楽しんでいるので、現在も通っています。)

8年前に知ったさなえさんが提唱する
『待ちよみ』
を、家庭でずーっと実践し続けたおかげで
元氣を取り戻せたと思っています。
(その過程は長くなるので
また後日にお話しますね。)

まさかこんなに大きくなっても、
不登校という場面でも
『待ちよみ』
が通用するなんて、
ちょっと驚いてます。

だって、
幼児期だけのものかと思っていたら
小学生にも!なんて、
そんなもの、世の中にほとんどないというか
見たことも聞いたこともないですもん…。笑

さらに驚いたこと

学校のスクールカウンセラーや
公的機関のカウンセラーがおっしゃることが
さなえさんの言う、
『待ちよみ』
に全て通じるのです。

「あれ?聞いたことあるな、この話?」
「あ、さなえさんが言ってた!」
と思うことはザラで、
カウンセラーが言おうとしてたことを
さなえさんも言ってたなーと思いながら
わたしが伝えると、
「お母さん、よく勉強されてますね!」
なんて言われたり。驚!

「娘の特性についての本は何冊か読んだけど
カウンセラーの勉強とかはしてません、
待ちよみを実践しているだけです!
なんかすみません!」
と何度思ったことか。笑

つまり…

私たちがお伝えしようとしている
『またよみ』

「マタニティ期から絵本を読むことを推進」
しているのだけど、
それはお腹の赤ちゃんに読みましょう
ということだけではなく、
絵本の悩みを具体的に解決できて、
さらに子どもに寄り添うことの意味や
絵本を使った子育ての醍醐味、
自分が苦しい時の支えにもなるような
一生涯通して通用するものなのです。

そして
わたしが出産前に知って欲しいと強く願うのは、
赤ちゃんを迎える準備期でもあり
時間にも心にも余裕のあるマタニティ期に知り
かわいいわが子との笑顔溢れる時間を
少しでも多く過ごしてほしいと思っているからなのです。

必要としているママたちに
この想いが届きますように…。


2021.6.6

またよみ協会

三笘千絵

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