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【チーズプロフェッショナルへの道】(13)チーズの大きさ

【問題】チーズの直径が2番目に大きいものはどれか。
【選択肢】Ⓐ Comté Ⓑ Brie de Meaux Ⓒ Fourme d’Ambert Ⓓ Banon

教本該当箇所のまとめ

(チーズの教本2023~2025 p.58~「各国のチーズ」)

直径の大きさが問われるんですね!これはワインにはないことだからおもしろい。コンテが大きそうで、バノンはシェーヴルだから小さいよね確か…。

Ⓐ Comté 
フランス東部、フランシュ=コンテ地方。牛乳から造るハードタイプ。
直径55~75cm。ちなみに高さは8~13cm、重さは32~45kg。大きい!
「フランシュ=コンテ地方の大型チーズ造りは、1000年以上もの歴史を誇っています。人々は厳しく雪に覆われた長い冬の食料を貯蔵するために大きな車輪のようなチーズを造っていました。」とのこと。

Ⓑ Brie de Meaux 
フランス中央部、ブリ地方(パリの近く)。牛乳から造る白カビタイプ。
型の直径36~37cm。「この大きさは白カビタイプのチーズとしては破格」と書いてあります。白カビにしては大きいというのを覚えておこう。

Ⓒ Fourme d’Ambert
フランス、オーヴェルニュ。牛乳から造る青カビタイプ。直径12.5~14cm、高さ17~21cm、長細い円筒形をしている。

Ⓓ Banon
フランス、プロヴァンス地方。無殺菌の山羊乳から造る酵母タイプ。直径7.5~8.5cm、高さ2~3cm。かわいい。栗の葉で包み、ラフィアというヤシの繊維で結んである。平べったいちまきのようだ。

というわけで、すべてフランスのチーズでした。
大きさの順番は下記の通り。
Banon<Fourme d’Ambert<Brie de Meaux<Comté
ハードタイプは大体において大きいとおもってよさそう。
ブリー・ド・モーは白カビの中では大きいけどそりゃコンテよりは小さいですよね、という問題なのかな。

答え

Ⓐ Comtéでした。※間違えました2番目に大きいですね!Ⓑ Brie de Meauxです!!!

用語

フランシュ=コンテ地方とか、ワインの勉強ではさらっとしか理解していなかった地方名が出てくる。これを機にフランスの地図もしっかり頭にいれよう。。

おわりに

チーズの大きさにも、保存性や乳の性質などちゃんと意味があるのでこのような問題になっているのよね。ひとつひとつ理解していこう。
大きなコンテの塊見てみたいな。
大きな、といえば、大きな力で空に浮かべるあの曲ですねルララ。

また明日も一問アップします!


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