SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL 一問一答(34)きょうかい酵母について

【問題の概要】
きょうかい酵母の問題多く出題される。○○年に分離されたのは何?とか、年号で覚えていないと解けない問題があった。合わせてもちろん特徴や、分離・開発された都道府県も覚える。

きょうかい酵母とは?

まず酵母は、酒を造るにあたって必要不可欠なアルコール発酵をしてくれる微生物。糖分を食べて、エチルアルコールと二酸化炭素に分解してくれます。

日本酒造りにおける酵母は、香りや味わいのキャラクターを決める重要な存在。日本醸造協会が配布する「きょうかい酵母」が使われています。

試験対策としては、この酵母の名前とキャラクターなどを暗記する必要があります。トイレに表を貼る案件です。

きょうかい酵母 覚えるポイント

たとえばきょうかい酵母「6号」についてみてみましょう。

6号
分離・実用年 1935年(昭和10年)
来歴・特徴等 秋田・新政酒造の「新政の醪より分離され、「新政酵母」とも呼ばれる。発酵力が強く、穏やかで澄んだ香り。淡麗な酒質になる傾向

このように、「X号」酵母の分離年・どこから分離されたか(何県の何酒造)・別名「○○酵母」・どのような酒質をうむか、を整理して暗記します。教本に載っているのは全部で30種類の酵母たち!頑張って覚えましょう!

出てくる単語

酵母 yeast
~から分離された extracted from ~ 
発酵力が高い high fermentation power
穏やかで澄んだ香り mild clear aroma
淡麗な酒質 crisp sake

おわりに

2023年SAKE DIPLOMA試験の日程が発表されました。

INTERNATIONALはまだですね…去年もちょっと遅かった気がします。
今年も試験シーズンスタートといったところでしょうか!がんばるぞー。

明日もまた一問アップします!

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