マタタビまみれのブログ【3】

令和5年　初勤務後

　新年を迎え、初の業務を行いました。
市内で唯一の3次医療機関のため、救急車が優先的に搬送してくる訳ですが…
まあなんとも患者さんの多いこと。
　圧倒的多数は、やはり「発熱外来」の軽症例。たくさん鼻の奥をこすり、検査に提出。約半数でSARS-Cov-2抗原陽性の判定。投薬での帰宅になるわけですが、なんだかね。。。
　
　次に多いのが、体調を崩した高齢者の方々。救急搬送のほとんどを占めます。自宅あるいは入所中の施設から。結局（誤嚥性）肺炎、尿路感染症などの診断で入院になるわけですが、不思議と入院時の抗原検査は陰性です。一般病棟に入るわけです。

（コロナ関係ないじゃんか・・・）　（心の声）

まあ、実際はこんなもんなんでしょうね。
ちなみに、インフルエンザ陽性例は、この年末年始の診療で13例でした（著者勤務先のER受診者調べ）。すべてA型です。SARS-Cov-2も共に陽性となった例が2例あったようです。2人とも20代の若者でした。

今年の予想される動向

　あくまでも予測ですが、考えられることは、
　今後インフルエンザ症例の報告は増えると思われます。しかし、コロナ陽性患者数よりは少なめになると予想します。ウイルス干渉がまだ続いているでしょうし、なにより現時点においてもSARS-Cov-2陽性となる症例の方が圧倒的に母数として多い現状があるためです。安易に逆転が生じるとは考えにくいでしょう。
　ですので、これまで通りの感染対策を行うことでよいと思われます。大きく恐れることはないでしょう。（状況が変化するようなら再度記事をかきます）
　マスクは必要か？　無症状なら不要です。この立場は変わりません。

最後に

　本日は短い記事で終わろうと思います。感染状況については随時アップしたいと思いますので、宜しければ確認してください。
　では、明日からの本勤務、皆さん頑張りましょう‼