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一人旅と複数人旅行

ジャンルが全然違う。

一人で行って何が面白いの?

みんなと行くと疲れるし…

一人旅に出るか、複数人で旅行いくかの話だ。

多様性が認められつつある世界で、いろんな思考が表に出てきて、相反する意見が出てきた時困って悩む。

そもそも誰かと行く旅行は同行者のことも考えなければいけない。

体調が悪くなるときもあれば、機嫌をそこねることもある。

しばしば新しい世界に入り込める旅の特性の中に、あんまり飛び込みたくない人もいれば、絶対に無理な人もいて、前者は意外とイケるはなんて思ってくれることもあるのだが、後者にむりくりさせてしまった時なんてもう目も当てられない。

あなたとはもう付き合っていけないとなるのがオチで、良かれとした旅に誘ったが故に金輪際もうお会いすることもないでしょうなんてなる。

例えば絶叫系嫌がっていたけど、帰るころには3回も乗ったねとか。

人間性が無理ってなる場合も相応にしてあるね。

テーマパークの待ち時間に悪態をつくのがありえないとか、運転が怖いとかよくある話。

ところがうまくハマった時にはもう最高の仲間なりパートナーになることは間違いなくて。

美術館を一緒にまわれるとか、このタイミングで休憩したかったのよとか。

複数人旅はハイリスクハイリターンだなって思う。

一緒に旅をするとその人がよくわかる。とはよく言ったもので、これからも同じ空気を吸っていけるかのリトマス試験紙なのは間違いない。

どちらにせよ相手との楽しむ時間が主軸にあるので、コミュニケーションの延長であるのだ。


じゃあ一人旅は?

ぼっちなの?かわいそうな人なの?自分に酔いしれているの?

自分に酔いしれていることもあるだろうが、ひとりでできる人だ。もしくはひとりでできるようになりたい人。

お一人様を極めれば、旅だって出来る。

かわいい子には旅をさせよ。はこのことだ。

自分の自分による自分のための旅。

ライブツアーの追っかけでも構わないし、ノープランで出会いを求めることもある。

何かを求めて好きなことをする。そして全て自己責任。

一人旅はプチ人生なのかもしれない。

どんな行程で移動方法で何を食べてどこに泊まってどこへ行く。

だからそれぞれ違う旅になる。

一人旅がうまく行かなかった人は、自分が求めてるものが違っていただけで、やり方が違うんだろう。

好きなことが見つかるといいな。

一人旅は自己研鑽だ。もしくは心の休養。


だもの、自己研鑽とコミュニケーションじゃジャンルが違いすぎる。


旅行が嫌いってなんだろうと考えたことがあって、その時は疲れるからって理由を間に受けた。

今あらためて考えると、それって疲れてでも楽しいこと、好きなこと、やりたいことが無いってことなのかもしれない。

そして探しに行くのもめんどくさいってことなのかもしれない。

人の嫌なところを見たくないってことかもしれない。

金がないなら、ないなりに旅はできるし。


家が好きと旅が好きも相反しない。旅好きは家でも楽しそうな偏見がある。

旅をしない人を不幸だとは思わないけど、旅は誰にでも開かれているのではないかと思っている。



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