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Soya's Themesong2022 -Dec.

あけましておめでとうございます、というのも最早憚られる2023年の初投稿です。1月はちょっとローなはじまり(気力が底をついている感じ)なのですが、2022年をなんとか終わらせたい、という意思で書いています。過去の自分に救われている。
習慣は第二の天性、という言葉が好きです。その言葉を胸に置く2023年にしたい。

長いもので、なんとか1年間向き合ってきて、ようやく辿り着いた12回目です。


Kis-My-Ft2「Tokyo-Kis」

12/14リリース30thSingle『想花』のカップリング。

こういう、「ミニマルな東京のラブソング」が大好き太郎です。メンバーひとりずつのソロで繋いでいく7つの呼吸。
”頑張るから本当 会わせてくれ君と今夜 どこだって何時だっていいからさ”

思うようにいかないこともある小さな夜、ここは月が綺麗な東京、君にほんの少しだけ会いたいという曲。
ただ、それだけの曲なのですが、こんな半径1メートルの世界が東京にふわふわ浮かんでいるみたいで、それが素晴らしく心地が良い、のです。
タイトルもいい。発表された瞬間からきっと好きだろうな〜と思っていた。

そして巡り合ったサビが、”Dance with me 周りとか気にせずに揺られていようよ” なのも、もうめちゃくちゃわたし好みで優勝してしまっている。バラードじゃなく、少しビートが効いているメロディラインなのでそこもとっても”Dance with me”を感じるんですよね。
特に、1サビの歌唱がとにかくロマンチック!甘くて曲の世界観が何倍にも引き出されているように思います。(リンクの視聴がちょうど1サビ!!)
もうそれは窓の外で請い願うアイネクライネナハトムジークだし、雲雀の気配などないナイチンゲールの歌う夜なのですよ。

”Somewhere in 23” で終わるのも、儚くて、たったふたりの秘密の夜みたいで好きです。ここは、トーキョー23区の、誰も知らないどこか。

追伸:同カップリングの「Rebirth Stage」も最高に格好良かったです!
冒頭の"お待たせ I'm here Ready?" を聴くたびに、待ってたよ〜〜〜〜!って拍手をしてしまう。


「Waving through a window」 from 『Dear Evan Hansen』

年の瀬も年の瀬の、12月27日に渋谷のオーチャードホールで開催されたJapan Musicla Festa(JMF)に行ってきまして、そこで印象に残った曲。
ディア・エヴァン・ハンセンは、映画になったときに興味を持っていたのですが結局見ずに終わってしまったので、久しぶりに巡り会った!という感じでした。

耳に残ったのは間違いなく”I'm tap, tap, taping on the glass” と”I'm watch, watch, watching people pass”のリフレインなんですが、聞き始めるとずっと聞いてしまう曲でした。今も聞いています。ミュージカルの曲って聴き始めるとずっと聞いちゃうんですよね。

あとJMFは、ミュージカル『ファントム』の「HOME」が良かったですね。
小南満佑子ちゃんと加藤和樹のデュエットで歌われたのですが、小南ちゃんがもう本当にとにかくキュートでパワフルでファンになってしまった。そりゃファントムも好きになっちゃうよね、っていう気持ちに。加藤和樹のファントムも甘やかでうっとり。
ファントム再演見に行きたいなあ。この夏のファントムに小南ちゃんが出ていないのが残念です……。

紅白歌合戦

やはり12月と言えば紅白は欠かせない……ッ!!(強火紅白担)
ということで印象に残った曲を幾つか。

JO1「無限大」

食わず嫌いせずに見てみました。紫髪の人(後で大平祥生くんだと知る)がいいなと思いました。

BE:FIRST 「Shining One」

食わず嫌いをせずに(以下略) 曲はJO1よりBE:FIRSTの方が好きですね。日髙くんプロデュースだからそりゃそうだろうねって感じですけど。

SEKAI NO OWARI「Habit」

演出が最高。Fukaseくん楽しそうだったな〜。ほんと多才。
初登場ながらしっかり世界観で魅了してきた「Dragon Night(2014)」しかり、セカオワは紅白と親和性めちゃくちゃ高いと思っています。紅白という枠組みの中で自曲を演出する力が高いんだろうな。
そしてレコ大おめでとうございます!

IVE「ELEVEN」

くるくる色が変わるみたいに展開するところが好き。ガールズグループの中では一番良かったです(ちゃんと集中して見ました)。可愛かった。

Vaundy「怪獣の花唄」

純度が一番高かったのは、この曲かなと思いました。頭ひとつ抜けていて、今年のベストパフォーマンスのひとつでは?
曲自体が、懐かしくて新しくて、キャッチーで切なくて素晴らしいのもあるのですが、何よりパフォーマンスが……。マイクひとつで会場を掌握(煽ったときは、NHKホールついてこれるか!?と心配してしまったが)している感じがたまらなかったですね。
King Gnuの「白日」(2019)を紅白で初見した衝撃に似ているかも。世の中にはこんな凄いアーティストがいるんだなって気づかせてくれるので、やはりそれだけでもわたしにとって紅白の価値は高い。(IVEも紅白出てなかったら多分知らないまま過ぎ去っていた……)
「おもかげ」も良かったですね。miletの声はギフトだなとしみじみ思い知らされます。

純烈(ダチョウ倶楽部・有吉弘之)「白い雲のように」

有吉引っ張り出してきて「白い雲のように」を歌わせることができるのは紅白だけ!!!!!!!

工藤静香「35周年スペシャルメドレー」

やっぱり昭和のアイドルはホンモノだな〜って思うんだよな。

King & Prince「ichiban」

ジャニーズの中ではダントツでキンプリがベスト。5人最後の紅白でこの曲をやる気概を称えたいし、それを実現する覚悟も凄かったですね。研ぎ澄まされていて、抜き身の刀のような気迫、凄みを感じました。
わたしはこのパフォーマンス大好きです。記憶に残る1曲でした。

藤井風「死ぬのがいいわ」

本年のベストアクトその2。わたしは藤井風、そこまで好きって感じではないんですが、なんというかそういう好きとか嫌いをねじ伏せる力がありますよね、藤井風には。ロマンティックでクラシックな演出も、ラストシーンも、藤井風のこの曲だからこそ成り立ちうる説得力がある……表現の真実性をひしひしと実感しました。

氷川きよし「限界突破×サバイバー」

この曲で区切りをつけるのがいいなあ、というのと、歌が上手い人の歌はいつだって何度聞いたって最高、ってこの曲を聞くと常に思います。世の中をすべてを薙ぎ払うパワー。また帰ってくるって言ってくれて嬉しかった!

玉置浩二「メロディー」

安全地帯枠でしたが……。まあ、田園(2020)を超えるパフォーマンスはそうそうない(あの年のベストパフォーマンスの双璧なので……)と思いつつも、タイミングもあるのか胸が震えました。愛の人だよなって思います。

MISIA「希望のうた」

MISIAなので。アイノカタチ(2020)超えるパフォーマンスはそうそうない(あの年のベストパフォーマンスの双璧なので……)と思いつつも(再)、やっぱりMISIAしか年を納められないよね、っていうのを感じます。さすが、オリンピックで国歌独唱したアーティストですよ。MISIAしか勝たん。あ、あとバックで沖仁が出てましたね。ニコニコしてしまった。

個人的には、「もう一声!」という感じもありましたが、それでも所々に紅白らしさを感じられたなあと思います。わたしにとっての紅白らしさって「演出」であり、「歌の純度」だと思っていて、それを感じられるものがいくつかあったので救われている。
こうして見るていくと、わたしは音楽の純粋な力に圧倒されたいんだなあというのを感じますね。グダグダ言うな、俺の歌を聞け〜〜〜!!!!(マクロスか?)っていうのを紅白にはいつだって求めていきたい。
矜持を感じさせて欲しいんだよ〜〜〜。

なお、紅白ガチ勢になってしまうので自軍を選出しませんでしたが、わたしの担当はいつも、いつでも最高です。
でも2021の方が良かったなあ〜と思ったので今回は不選出。2021は、その瞬間にほんと窓を開け放って、これが!!!!わたしの!!!!!推しだ!!!!って世界中に叫びたかったもの。来年が楽しみです。(来年はキスマイも出てくれーーーッ)

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