「なぜ表現をするのか」 おもいのきろく


認められたいからだろうか

褒めて貰いたいからだろうか

分かって欲しいからだろうか

本当にそうだろうか


そうだったのだろうか



たとえこの世界に私が独りだけになったとしても

私は私を歌うだろう



それが私の描きたいことの全て


全てである



ただ面白いからとやっていた表現が

ただ楽しいからと思っていた表現が

他人に褒められることだといつの日か気づいてしまって


まるで自分が自分を認められない幽霊の依代かのように
他者の言葉にいつの間にか自分から朽ち溺れてしまっていたようだ



世界の全てが私に満たされている私がただそのままで

心を躍らせ

純粋なひとつの輝きとして

生きて死ぬことこそが

私の道だというのに



いつからか巣食い始めた空虚を

小さな手では隠しきれなかったあの頃は

今や可愛らしい愛すべき私の愛し子である



私は独り立たねばならない

そうしてただ私でいることこそが

それこそが

表現を輝かせその存在そのものに意味を見出す

それは純粋な

私に宛てた私の為のラブソングである



自分の世界の全ての中心には自分しかいない
善も悪も上も下も私の生きている限りでは自分の脳から出られていない

どれだけ誰かと同じ世界を見ているようでも

一体私はこの世界のどれほどを見ているといえるのかですら

答えは出ない



私が死ねば私の世界も同時に終わる

産まれてから死ぬまで天涯孤独の身だ

私は私とひとつだけ

だからこそ私は私を愛すると決めた



思えば自分が自分じゃなかった頃は
世界も同時に荒んで見えた

どれだけ誰かが近くに居ても

まるで遠い遠い別の星を見ているかのようだった

そして私の周りにいた人間も同じように曇り寒々しく思え

それを暖める術を私は何も知らなかった


でも、今は違う


親にも言わずにはじめた配信

そしてひとりでについやってしまう表現

それは自分が自分として在るということはどういうことなのか

教えてくれた


そしてそれが世界の全てだと向き合う時間を通して気づかせてくれた





これからは自分の為の記録、次に純粋なわくわくのおすそ分け

そんな思いで表現して行こうと思う。





私は私でいる限り

私は私でいる為に




※上記の文章はあくまでも私の世界の表現者としての今後の在り方についての意思表示であり、それは誰かの思想や考え方に私はジャッジすることはできないということです。なのでなんか違うなと思ったらとくに気にせずにスルーしてください。


見てくださってありがとうございました。

心から感謝しています。


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