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熱帯夜もこれで克服~水冷式マット

異常気象なのか、

近年の夏の暑さは異常とも言える状態ですね。
もうエアコンが無い家など無くなるのでは? と言えるくらい有名避暑地にほど近い我が町でも酷暑が続いています。

昼暑いということは家が昼間熱されて、蓄熱してしまい、夜は温室状態になるわけで布団やベッドの上で寝ると暑くて寝られない。

我が家は伝統的な日本家屋の古民家なので、「夏暑く、冬寒い」構造。
冬の寒さは電気毛布なり、布団を暖かい物に代えるなど工夫しだいでなんとか出来ますが、夏の夜の暑さだけは正直、ぬる~い風呂の中で寝たいくらい。

で、考えたんです。

よくノートパソコンの冷却用にファンの付いた台があるじゃないですか。あれのベッドやマットが無いのかなあと。

早速検索してみたら、なんとあるんですね。
例えば一例。

ファンで空気を吸い込み、メッシュ状のマットの中を通気させるという物。
これなら寝苦しさも改善できるかな? とレビューを読んだらマットの構造と材質の関係で、ゴワゴワして寝心地が悪いとのこと。
構造上それは仕方が無いことですが、購入を躊躇させたのは素足で乗ると潰れてしまうとの事。寝るときはどうしても一点に体重がかかるような乗り方をしちゃいますよね。ほふく前進で乗るなら別でしょうが、そんなこと出来るわけ無い。あと、常時ファンで通気させるので、音が気になりそう。

残念!!

と思って・・・画面をスクロールすると「えっ!?」

水冷式?

小型の冷風扇の水をメッシュ状の水枕のようなマットに通し、循環させるという物。
当然、冷風扇なので涼しい風も出るし、マットを外してバイパスパーツをつければ小型の冷風扇としても使用可能。
しかもUSB駆動なのでモバイルバッテリーでも使用可能という。
冷風扇の給排水経路を流用するとはなんとも奇抜ながら斬新なアイデア。
頭のいい人もいる物だ。

水を使うので、もしもの事があれば大変なことになりそうだと思ったのですが、介護用の防水シーツの上に敷けば問題ない。
寝心地も水を使っているのでこちらの方が良さそうだ、ということで・・・

発注(^_^;)

防水シーツが間に合わなかったのでいきなり布団の上に敷いてますが、試運転なので💦

こんな感じで布団やベッドの上に広げます。
私は一人なのでシングルサイズを発注。

そしてマットに付いている給排水用のコネクタにシリコンチューブを差し込みます。これが結構固い!
しかし外れて水浸しになったら大変なのでしっかり奥まで差し込みます。

そして冷風扇の本体側のコネクタにもう一方を差し込みます。
どっちが送水かわからないので調べたら手前が送水側。
一応濾過用のフィルターが付いているのですが、これもどっちにつけるのか正解がない。
とりあえず汚れた水が送られないよう、送水側に取り付けました。
本体は頭側と足下側と悩みましたが、ファンの音が気になりそうだったので足下側に設置。本体は寝る位置よりも高めにすること、というので段ボール箱の上に置きました。ファンの風が顔の上を通り抜けるように、頭側に向けておきます。

あとは本体上部の蓋を外し、水を注ぎます。
タンク容量は2リットル。前面に表示されているMAXのレベルまで給水。
同梱のUSBアダプターとUSBケーブルで電源を供給。
再度配管の状態を確認したらいよいよ電源オン!!

フォ~~~ンというファンの音とともに送水が始まりました。マットの状態を見ても特に膨らんでいく様子も無い。(?_?)?
しばらくするとマットの給水コネクタ部が膨らみ始めました。

もしかしたら、新品でぴっちりすぎて水が入っていかないのでは? と推測し、膨らんでいる部分を指でペコペコ押してみると、だんだん水がマットに広がり始めました。

このまま30分ぐらい稼働させ、全体が膨らむまで放置。

ちなみに一緒に入っていたかわいらしい絵柄の謎のアイテムは、水枕みたい。こんなオマケまで付いているなんてなんとまあ☺️

マット全体に水が行き渡ると水位が下がってこのぐらいになります。

このままでも良いのですが、念のため再度MAXまで注水しておきました。

そしてマットへ、そっと寝そべると・・・。

☆⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪ キモチイイ!!

これはヤヴァイです!

ただ、冷たくて気持ちが良いのですが、やはり少々ごわついて寝心地が悪いのと、長時間寝続けると冷えすぎる感じがしたので、冷感敷きパッドを上に重ねて敷いたら寝心地も冷たさも穏やかになり、快適になりました。
風量は強・中・弱の3段階。強だと冷えすぎる、というか寒い。
中だと朝方寒い。
というわけで弱で運用。

冷風扇なので当然ながら、気化熱で水が蒸発して減っていきます。
室温にもよりますが、弱だと2日は問題なさそう。

これよりも水が減ると減水表示が出るのでこまめに注水しましょう。

今まで夜は寝苦しく、特に背中の寝汗がひどくてて困っていたのですが、水冷式マットを導入したら寝汗とは無縁の生活になり、夜中に目覚めることも無くぐっすりです。(-_-)゚zzz…
今ではこれが無いと眠れない状態。
レビューでも「エアコンがいらない」とか、「扇風機でも十分」など、空気の乾燥によるトラブルからも解放されたという声もありました。
中にはエアコンと、この商品の節電効果を計算されている強者まで(゚ロ゚)

問題も無いわけでも無い

冷風扇は単純な構造なので、故障する可能性は低いですが、問題はマットの耐久性ですね。どうしても体圧がかかるのでいずれ劣化して穴が開いたりして漏水の可能性が危惧されます。
マットだけの替えがあれば良いのになあ~と思いますが、どうやら、Aliexpressではマット単体も販売されているようですね。

多分いろいろなメーカーから出ていますが、マットは共通だと思うので、流用できるでしょう。最悪Aliexpress で購入ですね。

というわけで、、今年の「ベストバイ」間違いなしの快適グッズでした。

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