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胡桃
2023年1月24日 08:31
古い曲がり屋のくらがりににらみをきかす神がいた竈の火の神台所の神様だ朝も暗いうちにおんなが竈に火をつける家族が起きる前から凍える土間にたつ米が少なければ芋を入れる芋もなければうすいうすいお粥生まれた子を流さなくてはいけなかったこれ以上飯食うものはいらないと大黒柱がいった竈に薪をくべながら女は泣いた竈神はむっと口をむすんで涙をこらえた竈神が口をへの字にして耐えているのは