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【同人】秋葉原徒歩10分の物件に2年間住んでいる同人作家の感想

現代の同人活動は機材さえ揃っていれば場所を問わず活動できます。
ひと昔前は作品を同人誌即売会で頒布するのが主流でしたが、
今は電子書籍をDL同人サイトで販売するのが同人作家の主流かと思います。
なので即売会が開催される都心部に居住せずとも、
同人活動を不自由なくできます。
XやYoutubeで他の同人作家様を見ていると、
地方でも活動している方が多くいると思いました。
「まだ東京で消耗してるの?」という某元ブロガーの有名な名言の通り、
オンラインビジネスにおいて、わざわざ都心部に居住するメリットは
無くなりつつあると思います。
ですが、オンラインビジネスをしている同人作家の私が
敢えて東京に住んでいるメリット・デメリットを書きます。

同人作家が東京(秋葉原)に住むメリット・デメリット


前置き

まず私は同人作家と豪語していますが、専業ではなく副業で同人活動をしています。本業は広告デザインをやっています。
本業の会社が東京にあるので、会社から近い場所に2年前引っ越しました。
現在の住居から秋葉原の電気街まで徒歩10分(急げば5分)の場所に住んでいます。

私の出身は千葉県の千葉市で、これまたそんなに地方ではありません。
東京まで電車で1時間ほどで通えました。
それでもやっぱり東京、しかも秋葉原の近くに住んでいると
同人活動において色々と利便性を感じました。なので、
あくまで同人活動に着目してメリット・デメリットを書いていきます。

同人作家が秋葉原徒歩10分に住むメリット

・実店舗で刺激を得られる
言わずもがな、秋葉原と言えば日本一のオタクの街。
同人活動に必要なものは全て手に入ると言っても過言ではありません。
とは言え、現代ではネットで何でも手に入るのでわざわざ実店舗に行く
理由は少ないと思うでしょうが、その通りです(笑)

しかし、街を歩いて同人ショップに入り、実際に売られている
同人誌を見ているとモチベーションが上がります。
ネットで他作品を参考にしようと販売サイトを見ていても、
ネットだと自分に必要なものだけをクリックして見てしまいます。
それが実店舗だとノーマークだった作品を見つけて
思わぬ出会いがあったりします。
そういう出会いのインプットで刺激を得ることで
自分の同人活動にも活かせると思います。

それと街を歩いて肉眼で作品を眺めるのは健康にも良いです。
私は本業も同人活動もずっと座ってパソコンやiPadなど
モニターを見て作業しているので、身体が凝り固まって、
眼精疲労も蓄積されます。
なので運動がてら秋葉原の街を歩きながら肉眼で作品を
眺めるのは身体と目にやさしいと思います(笑)

さらに秋葉原にある店舗はさすが、商品ラインナップの入れ替えが早いので
いつ見に行っても目新しい商品が陳列されているので
頻繁に行っても毎回新しい刺激を得ることができるのも
秋葉原という街のメリットです。

・日本最大級の家電量販店
先に秋葉原はオタクの街というイメージで語ってしまいましたが
元々は日本最大級の電気街です。
私がよく利用するのはヨドバシカメラ マルチメディアAkibaです。
全国のヨドバシカメラの中でも1番大きいらしいです。
同人活動に必要な機材は大体手に入ります。
機材はネットでも購入できますが、やはり実店舗で商品が見れると
安心感があります。
私はApple Pencilの替え芯とiPad Proのペーパーライクフィルムを
よく購入しに行ってます。
機材が壊れたり緊急的に欲しい場合も
通販で配達を待たずに徒歩10分で購入しに行けます。
特に買い物する目的が無くてもウィンドウショッピングで機材を見ていると
創作意欲が湧いてきます。

・同人誌即売会の会場が近い
私はDL同人がメインなので、即売会にはそこまで頻繁に参加しないのですが
コミケやコミティアの会場である東京ビックサイトまで
電車を乗り継いで1時間ほどで着きます。
行こうと思えば自転車(レンタルサイクル)で30~40分で行けます。
(即売会当日は荷物が多いので自転車では厳しそうですが)
他にも東京都で開催される即売会には電車で20~30分乗れば
行ける距離だと思います。
即売会当日は荷物が多かったり、撤収後は体力やメンタルが
疲弊しているのでなるべく早く帰宅できるのは嬉しいですね。

同人作家が秋葉原徒歩10分に住むデメリット

・必要なものはネットで手に入る
メリットで思わぬ出会いがあると書きましたが、
必要なものはネットで全て手に入るので
そう言った点ではわざわざ秋葉原に行くメリットはありませんね。
同人活動において必要なものとして、参考にしたい同人作品は
各種DL同人サイトで購入できますし、参考画像などはネット検索で出てきますし、機材もほとんどamazonなど通販サイトで購入できます。
なので実店舗で実際に商品を見たり、モチベーションを上げたりする必要が
無ければ秋葉原まで行くメリットは無いと思います。

・デジタルデトックスができない
私は前述した通り、仕事も同人活動もずっと電子機器を扱って
作業しているので定期的にデジタルデトックスがしたくなります。
しかし秋葉原を散歩してもほぼ毎日人混みですし、
当然ながら日本一の電気街なので電子機器だらけで
脳がデジタルデトックスできません。
とは言え、東京でも少し移動すればデジタルデトックスできる場所はあります。
ですが、デジタルデトックスについては別で記事を書こうと思うので、
本記事では割愛します。

結論

同人作家が秋葉原徒歩10分の物件に住んでみたメリット・デメリットを
書いてみました。
その他にインフラ設備が近くに揃ってるとか、家賃が高いとか、色々ありますがこれは同人作家に限らず都心で暮らしていると感じることなので
今回の記事では書かないでおきました。
それで、結論として同人作家の私が秋葉原徒歩10分の物件に住んでみた
感想としては特にオススメしません。
絶対に辞めた方が良いと言う訳ではなく、
そこまで大きなメリットを感じられなかったからです。
冒頭に書いたように現在の同人活動はDL同人が主流で、
ネットに繋がっていればどこでも同人作品を販売できるので
都心で活動しているからって大きな恩恵を感じれませんでした。

ただ、同人作家仲間が多かったりコミュニティに属していれば
オタクの聖地でもある秋葉原に集まってオフ会など気軽に参加できるのかもしれませんね。
私はそういうのが苦手なので行っていませんが・・・

なので私がもし本業の仕事を辞めて、専業で同人活動するのであれば
地元である千葉県に戻ると思います。
別に千葉県でなくてもどこでも良いのですが、生まれ育った場所なので
落ち着くという理由です。

とはいえ、現在住んでいる秋葉原徒歩10分の住居は
オタクの聖地が目と鼻の先にあるので、多くの刺激を得て
創作意欲が湧く場所なので専業の同人作家になるまでは
ここで同人活動に励んでいきます。

ではまた。

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