エクストラ参入費用はいくら？～はくばバドレックスVMAXを例として～

はじめに

　このたび、4月に開催されておりました「エクストラデッキ記事コンテスト」にて、私の<はくばバドレックスVMAX>の記事がロロたんぬ特別賞を受賞いたしました！

まさか賞をいただけるとは思っていなかったため、うれしいという気持ちとともに驚きの気持ちもありました。
　その講評の中で「『はじめましてエクストラ』におすすめしたい記事です。」との言葉をいただき、私も「エクストラをやったことがない方に是非このデッキを組んでもらいたい！」と思ったのですが、同時にこうも思いました。

このデッキ、組もうとするといくらくらいかかるのだろう……？

あんまりお金の話をするのは好きではないのですが、カードゲームをする以上避けては通れないことでもあると思います。
　そこで本記事では、上記の記事に掲載した<はくばバドレックスVMAX>のレシピを用い、エクストラに参入するのにかかる費用を調べた結果をご紹介します。

費用の算出方法

①現在スタンダードをやっている方がエクストラに参入することを想定しているため、レギュレーションマークC・D・Eのカードは全て必要枚数所持しており、購入する必要はないと仮定する。

②スタンダードに代替できるカードが存在する場合はそれを使用することにし、そのエクストラのカードを購入する必要はないと仮定する。
　今回これに該当するカードは以下の3種類とした。

<テッポウオ>(イオンプール)→<テッポウオ>(s5R)

　HPやにげるためのエネルギーが同じであり、ワザを使う機会もほとんどないため。

<はかせのてがみ>→<たっぷりバケツ>

　今回のデッキには<基本水エネルギー>しか採用されておらず、実質的に効果が同一となるため。

<かるいし>→<ふうせん>

　今回のデッキにはにげるのに必要なエネルギーが2以下のポケモンしか採用されておらず、<ガラル鉱山>のようににげるためのエネルギーが多くなるカードが場に出ない限りは効果が同一となるため。

③各カードの金額は、カードラッシュ・遊々亭・bigwebの3つの通販サイトを確認し、在庫が残っている中で最低金額のものを採用する(その在庫が必要枚数残っているかは考慮しない)。

調査結果：3,870円となりました

　前節の①と②を踏まえると、今回購入する必要があるカードは以下のようになりました(<基本フェアリーエネルギー>は無視してください)。

2021年5月12日現在での調査結果は以下のようになりました。

合計金額は3,870円でした。また、②で購入しないことにしたカードも購入する場合は1,400円追加され5,270円となりました。
　個人的な感想としては、思ってたよりも<パソコン通信>の値段が高かったというのが挙げられます。ACE SPECの枠で迷ったらこれ！というほど汎用性が高いカードなので、「エクストラレギュレーションBOX」で再録されているのにもかかわらず、この値段になっているのだと思われます。
　その他の単価が高めなカードは<バトルサーチャー>と(②で除きましたが)<かるいし>でしたが、これらも<パソコン通信>と同様汎用性が高いため、このような値段になっているのだと推測します。これらのカードは一度購入すると他のデッキでも使えるので、エクストラをやる際は持っておいて損のないカードだと思います。

おわりに

　3,870円という金額が大きいか小さいかは個々人によるかと思いますが、「エクストラの強力なカードを使ってスリリングな対戦をしてみたい！」という方は、是非参入してみてほしいなと思います。

　ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

画像の引用元：
　ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」
　https://www.pokemon-card.com/