ヨシダ警部補カラマネロ_ヘッダー

【デッキレシピ】ヨシダ警部補カラマネロ【SM1~SM12a】

はじめに

あるとき、ふと思いました。
「『あばれる君を採用したデッキ』というのは聞いたことがあるのに、『ヨシダ警部補を採用したデッキ』というのは聞いたことがない……」と。

ヨシダ警部補

11月の頭にシティリーグシーズン1への参加も終わり、ルール変更・レギュレーション変更まで大きな大会に出ることももうないため、「楽しいデッキで遊びたい!」と思い、「ヨシダ警部補4枚入れる」を出発点として、デッキを作ることにしました。

ヨシダ警部補の最大の特徴は相手の手札を見れるという点。
この効果と相性のいいポケモンを探したところ、

カラマネロ

ワザ「さいみんしはい」を持つカラマネロを見つけたので、このポケモンを中心としたデッキを作成しました。

明日11/29(金)にはレギュレーションマーク「A」のカードがスタンダードで使えなくなってしまうため、このデッキを使えるのも今日までとなってしまいますが、備忘録として記事に残しておきたいと思います。

デッキレシピ

ヨシダ警部補カラマネロ U2yMMM-ajYyBg-3ypMXM

https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/U2yMMM-ajYyBg-3ypMXM/

ポケモン 18
マーイーカ(まどわす) 3
カラマネロ(さいみんしはい) 3
ゾロア(ふむ) 4
ゾロアークGX 4
メタモンプリズムスター 1
カプ・テテフGX 2
マーシャドー(リセットホール) 1

グッズ 19
プレシャスボール 4
ハイパーボール 3
ネストボール 2
レスキュータンカ 1
びっくりボックス 4
フィールドブロアー 1
リセットスタンプ 1
グレートキャッチャー 1
こだわりハチマキ 2

サポート 11
ヨシダ警部補 4
ウツギ博士のレクチャー 1
ぼんぐり職人 1
リーリエ 2
ロケット団のいやがらせ 1
グズマ 2

スタジアム 2
シオンタウン 2

エネルギー 10
基本悪エネルギー 9
ダブル無色エネルギー 1

カード解説

マーイーカ(まどわす) 3
カラマネロ(さいみんしはい) 3

カラマネロのワザ「さいみんしはい」は相手の手札のポケモンをトラッシュし、そのポケモンが持つワザ(GXワザ以外)を使えるというもの。
ヨシダ警部補などで事前に相手の手札を見ておくことで、積極的に「さいみんしはい」を使っていくことができる。
相手の手札にポケモンがいなかった場合は、進化させずにマーイーカのワザ「まどわす」でこんらんさせることもある。
最初は4枚ずつだったが、ゾロアークGXラインを増やしたため3枚ずつに減らした。

ゾロア(ふむ) 4
ゾロアークGX 4

ヨシダ警部補の2枚ドローでは心許なかったため、特性「とりひき」によるサポート役として採用。
もちろんアタッカーとしての役割も持っており、「ライオットビート」も大体毎試合打つことになるが、悪エネが中心のデッキのため「トリックスターGX」も打つことができる(「トリックスターGX」も「さいみんしはい」と同様、相手のポケモンのワザを使えるため、カラマネロとの組み合わせは芸術点が高いと言える(?))。
ゾロアは悪エネ1枚で打点を出せるものを採用。
元々は3枚ずつだったが、ゾロアークGXを立てられないとドローが弱くてなかなか戦えなかったため、4枚ずつに増量した。

メタモンプリズムスター 1
1進化ラインが複数入るデッキのため、採用。
デカグースGX(特性「ガサいれ」によって相手の手札を毎ターン見ることができる)を入れていたときはメタモンプリズムスターから進化させることを考えていた。

カプ・テテフGX 2
主に1ターン目にウツギ博士のレクチャーを使うために採用。
もちろん2ターン目以降にほしいサポートを持ってきてくれるのも強力。

マーシャドー(リセットホール) 1
無人発電所で「とりひき」が使えなくなるのを防ぐために採用。

プレシャスボール 4
ハイパーボール 3
ネストボール 2

1ターン目にカプ・テテフGXからウツギ博士のレクチャーにつなげたり、2ターン目以降にゾロアークGXをたくさん立てたりしたいため、プレシャスボールを最大枚数採用。
上記の動きに加えてカラマネロも持ってこれるハイパーボールは枠の都合上3枚に。
1ターン目に打つサポートがぼんぐり職人やリーリエとなってもいいように、ネストボールを2枚採用。

レスキュータンカ 1
保険として1枚採用。
1試合に「リセットホール」を2回使いたい場合もあるため、使う前によく考える必要がある。

びっくりボックス 4
相手のトラッシュにあるカードを手札に戻させるカード。
強力なワザを持つポケモンを手札に戻させて、「さいみんしはい」でそのポケモンのワザを使うために採用。
序盤は「とりひき」等のコストにすることも多いが、カラマネロで攻撃するときに持っておきたいため、4枚フル採用。

フィールドブロアー 1
主に無人発電所を剥がすためのカードとして1枚採用。

リセットスタンプ 1
序盤で使うと6枚引き直させ、無理矢理ポケモンを引かせることができる(かもしれない)。
終盤は「さいみんしはい」とアンチシナジーになってしまうが、手札を減らさなければ好きに動かれて困ることも多々あるため採用。
枠の都合で1枚。

グレートキャッチャー 1
グズマ以外のサポートを使いながらベンチのGXポケモンを呼べるのは強いので、1枚採用。

こだわりハチマキ 2
打点補助として採用。
2枚採用だが、本当は3枚目がほしい。

ヨシダ警部補 4
デッキ作成のスタート地点。
ぶっちゃけ減らして別のカードを入れた方が強いと思うが、4枚入れるというのが今回のデッキコンセプトなのでそのまま。

ウツギ博士のレクチャー 1
2ターン目からカラマネロやゾロアークGXを立てていくためには1ターン目にマーイーカやゾロアを並べる必要があるため、採用。
基本1ターン目にしか使わないため1枚。
サイド落ちしていた場合はぼんぐり職人やリーリエで妥協する。

ぼんぐり職人 1
1ターン目にウツギ博士のレクチャーの代わりとしてネストボールを持ってきたり、2ターン目以降に進化ポケモンを立てるためにハイパーボールやプレシャスボールを持ってきたりする。
ポケモンを持ってくる際にボールを経由するため、山札を4枚圧縮できるのも強いポイント。
2回は使うことはないと思われるので1枚。

リーリエ 2
1ターン目にサポを使わずにたねポケモンが並んだときの選択肢や2ターン目以降にハイパーボール等を使って手札が少なくなってしまったときの補充役として2枚採用。

ロケット団のいやがらせ 1
自分の手札リフレッシュ兼相手の手札干渉役。
相手にポケモンを引かせたいため、ジャッジマンではなくこちらを1枚採用。

グズマ 2
グレートキャッチャーもあり、「とりひき」で引き込めるケースも多いため、控えめの2枚採用。

シオンタウン 2
相手の手札を見ることができるスタジアム。
このカードのおかげで、ヨシダ警部補を使えないターンでも「さいみんしはい」を使うかどうかなどの判断をすることができる。
もちろん無人発電所を割るために使うこともある。
相手も使うことができ、こちらも常に場に出しておかなければならないというわけでもないため、2枚の採用にとどめた。

基本悪エネルギー 9
できれば1ターン目にゾロアに貼りたいが、1ターン目はウツギ博士のレクチャーを使うことが多く、手貼りするには初手で引いておく必要があるため、少し多めの9枚採用。

ダブル無色エネルギー 1
1回の手貼りで「ライオットビート」や「エナジードライブ」を使いたいこともたまにあるため、1枚採用。
カラマネロの下ワザの「ダークプレッシャー」も2回の手貼りで使えるようになるが、これまで使ったことはない。

デッキの動かし方

1ターン目はウツギ博士のレクチャー等を使ってマーイーカやゾロアを並べ、2ターン目から相手の手札の内容や場の状況に合わせて「さいみんしはい」や「ライオットビート」、「トリックスターGX」を使っていくのが基本となります。
「とりひき」で場をどんどん展開していきたいため、ゾロアークGXを優先して立てていきますが、2ターン目から「さいみんしはい」でダメージを与えられそうならばカラマネロを立てて攻撃するのもアリです。

一度「さいみんしはい」で適当なポケモンをトラッシュできれば、その後はレスキュータンカ等を使われない限り、びっくりボックスでそのポケモンを手札に戻すことで「さいみんしはい」でダメージを与え続けられます。
相手の手札やトラッシュに(強いワザを持つ)ポケモンがいない場合は、ロケット団のいやがらせやリセットスタンプでポケモンを引かせることを狙ったり、ゾロアークGXの「ライオットビート」や「トリックスターGX」、カプ・テテフGXの「エナジードライブ」で攻撃したりしていきます。
ゾロアークGXのデッキに悪エネが採用されていることは比較的珍しいためか、相手が「トリックスターGX」の存在を忘れていることもしばしばあります。

また、相手がサイドからポケモンを引く可能性もあるので、自分のポケモンがきぜつした返しのターンはヨシダ警部補やシオンタウンで相手の手札をチェックしてみましょう。

おわりに

正直に言うと勝率はあまり良くありませんが、相手のポケモンのワザを使って戦っていくという点がトリッキーで楽しく、対戦相手の方にも「面白いデッキですね」と言っていただけることが多かったので、満足しています。

ソード・シールドシリーズになってもトーナメントシーンで活躍できるカードだけでなく、いろいろなカードに目を向けながら、ポケモンカードを楽しんでいきたいと思っております。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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