見出し画像

【MF&FW】セレッソ大阪前半戦振り返り

大阪に向かう新幹線の中です。
打倒名古屋で連勝へ🔥

前回(GK&DF編はこちら↓)

今回は前の方の方々です。

守備的MF

田中 駿汰

開幕時の真ん中から動かないという原則は彼にハマっていた気がするが、そこから役割がポンポン変わって全部求められてしまっているのが気の毒。
本来はズバッと縦パス刺すのもできる(できていた)選手。ただ、前線に動きがないこと・2ボランチになったことで枚数が減ったことで判断も困っている印象があります。
ただ2ボランチになってから前線への飛び出しも出てきて、決定機も演出してくれています。あとは決めるだけ。目指せ桜のロドリ。

奥埜 博亮

安定安心安全奥埜さま。
なんでこんなに好不調の波を感じないのでしょうか。サウスゲートだったらヘンダーソン枠で代表呼んでるんじゃないか?
奥埜離れしなければ…と開幕前には思うのだが、結局戻ってきてしまいます。彼がいなくなった時我々はどうなってしまうのでしょうか。来る日には鳥栖から河原をブチ抜くことを期待しましょう。
彼をセカンド回収マシーンに専念させるのは理に適っているのですが、我々はハーフスペースを飛び込みまくるFW奥埜を知っているのでなんだか勿体無く思ってしまうところもあります。
奥埜博亮が2人いればなあ。

平野 祐一

開幕前の負傷で出遅れたが、初先発琉球戦でゴールを決めた持ってる男。
個人的にあまりプレーを見ることができていないのでなんとも言えないが、さすがFootballの地、水戸で力をつけた選手。思った以上に闘える。
ココカラッス。

攻撃的MF

ヴィトール ブエノ

あまり試合に関われない→途中出場から存在感を見せ始める→先発で使うが守備面で穴が見える→ブエノを使うためにシステムを変える→違いを見せられず出れなくなる…
こんな感じの前半戦でした。本人としてもかなり消化不良だったと思います。
明らかに降りてきてちょこちょこボール触ることでバリューを出せる選手じゃないので、もう少し降りてこなくて済むように仕組みを整えてあげたいですよね。
ちょっとしたパスがズレたりトラップが流れたりが多すぎるので、そこもなんとかしたいところもある。
とはいえ、開幕前はあまり馴染めていない印象もあり、かなり不安だったのでその面は良かった。ここからに期待です。

上門 知樹

大半をアンカーとして起用されながらも、半シーズンかけてやはり前線の選手だというところを示しました。かっこいい。
ボールを持ってない時に自分からアクションを起こせる数少ない選手なので、個人的にもっとIHで使ってあげて欲しい。奥埜&上門のIHで走り勝つのが最適解な気がしております。(トップ下で定着しそうですね。)
少なくとも開幕戦前に危惧していたような「ブエノとのキャラ被り」はなさそうなので安心。あとはゴールだけ!

柴山 昌也

昨季後半のIH起用から頭角を表し始めて今季!と言ったところだがまだ地位を確立できていません。
特に追い詰められた状況になればなるほど「俺が俺が」が強くなって、足元でボールを受けたくなってしまう。オフザボールではスペース見つけるの上手なのに、ボール持った瞬間視野が狭くなるのはまさにサッカー少年です。
シュート精度など諸々課題はありますが、「自分がなんとかしたい」という気持ちがとても強い選手なので応援したくなりますよね。

香川 真司

率直に難しい前半戦になっています、試合に出ればパスやポジショニングなど流石な一面を見せつつも、怪我やチーム状況との兼ね合いもあり使われない試合も増えました。個人的にはもっと使ってもいいと思っています。総合力がいちばん高い(ポジショニング,運動量,キープ力…など)のは香川真司だと思っているので。
とはいえ、IHにも個人で打開できる選手を置きたいのであれば、北野や柴山が優先されるのはわかる。
このまま終わるはずがないと思っています。

清武 弘嗣

ある選手のお隣への移籍の背中を押したり、SNSにてブーイングに対して何か言いたげな文章を挙げるなど、例年よりピッチ外での話題が増えましたね。彼も現状に不満が溜まっているのでしょうか。
しかし、プレー面は流石の一言。ビハインドでの登場がほとんどですが、明らかに1人だけ見えているところが違うし、身体のキレも戻ってきている感じもします。一方で使い勝手が難しい選手なのは事実で、明確に味変できる選手・雰囲気を変えることができる選手がいないことを考えると妥当な立ち位置な気もする。
言っても仕方がないのだが、彼が怪我をしている間にあまりにサッカー全体がフィジカル寄りになってしまったなと思います。とても悔しい。復活を待ち望んでいます。

北野 颯太

右IHとして先発した新潟戦はよかった記憶があるのですが、継続的に出場機会を得ることは今季もできず。ベンチには時々入ってたので単純に競争負けしていたのだと思われます。
IH候補の数が圧倒的に多いのと、チーム状況によって求められる役割が大きく変わっていったのもネガティブに働いたのか?

左WG

カピシャーバ

登里・毎熊が負傷してから流れが悪くなった印象が強いですが、カピの負傷があの時のチームにとって1番大きかった印象です。
左SBが内に絞る以上、左WGはほとんどサポートを得られない。そんな中で違いを出せるのはカピしかいませんでした。
とはいえ縦突破以外のバリエーションという昨年の課題は解決できていないまま。戦線復帰後はこの課題が顕著になっています。

為田 大貴

結局、個人の突破が最優先されるシステムにおいてファーストチョイスになり切れず、特に今年は積極的に間で受けることが求められていないので厳しい立ち位置になっています。
脈絡のないゴールを決めてくれるのはありがたい。と思っていたけど今季はまだ1ゴールらしい。2ゴールくらい決めてるイメージあるんだけど。
特に登里復帰後はどう共存するのか、というところが生き残りに向けて重要になりそうです。

右WG

ルーカス フェルナンデス

圧倒的。この前半戦で1番安定感がありました。
どの試合でも右サイドを引き裂き、相手を翻弄させて続けてくれました。特に右サイドから斜めに入り込んでくるドリブルはなんであんなに失わないのかがわからない。
プレースキックもまさに昨季求めていたもので、トップの6アシスト。強いて言えばゴールが欲しかったが、それもソウザの最終試合以来(?)の直接FK弾をぶち込んでくれました。何ができないんや。なんで札幌満了になったんや。早くも来年が心配になるぞ。
現状、攻撃という面では欠かせない選手なので怪我しないで欲しいですね。

ジョルディ クルークス

ルーカスが加入し、ベンチ外も圧倒的に増えたが、貢献度は昨年より明らかに高まっている印象。サポからの株の上がり方が尋常じゃない。
魂を感じる守備、昨季途中で習得した縦突破、雰囲気のある左足…。
出番を得れば魂を感じるプレーを披露し、サポーターを鼓舞してくれる熱い漢。
とはいえ、ルーカスを差し置いて右WGで出れるかと言われれば、あまりに高い壁だなというのが正直なところ。
ブエノの序列が下がってきている分、ベンチ入りは増えると思う。終盤出てきて、プレッシャーが間に合わなくなる相手にスーパーミドルを打ち込むピッチングマシーンになって欲しい。

阪田 澪哉

右WGのはずなのに可変3枚の右CBもしっかりこなしてた。器用やなというのと、奥田と同じく彼もビビらんな。もういっそ来季は外国人枠2枚に浦和のCB2枚引き抜いて、SBはひたすら仕掛けるサッカーして欲しいよね!無理だね!
昨今のSB像はサイズ求められがちなので、そこは厳しいけど上手くやれば化けるんじゃないかというところはあります。
代表クラスになりたいならWGじゃないんだろうなとなんとなく思ったりする。

FW

レオ セアラ

ハーフシーズンで既に14G1A。セレッソ大阪設立以来、最も頼りになるストライカーの一人になっている。
得点もそうだが、競り合いを嫌がらないところが何よりありがたい。彼しかできないタスクだし、そこに選手を本当は取ってこなければいけないのだが結果としてワンオペ奮闘になっております。彼自身は素晴らしすぎて寧ろいうこともない。
得点王がいて中/下位は、最多得点で降格するくらい見てられないので、チーム頑張れ。

渡邉 りょう

開幕前の怪我で出遅れ、ひたすらベンチに入れない日々が続いた。
フィニッシュの場面に必ず顔を出す嗅覚とプレスをサボらない心は素晴らしい。
決め切ってくれーーーー。枠に飛ばしてくれーー。
それが難しいことは分かってるし、素人がガーガー言うことでもないと思う。
でもあまりに勿体無いと思う。それさえ出来てれば確実にスタメンなのだから。

山田 寛人

思ったより出番を得られたなという感じだが、全く合格点には及ばない。「何ができる選手なのか」という疑問が結局晴れなかった。
左WGで起用されている時は保持時2トップになるとかもなく、カピと同じ役割を課せられていたのは気の毒だった。それは厳しい。でもある程度アドリブだと思うので、それを崩して価値を見せていくのも大事だと思う。これは言ったらおしまいか。セレッソ、約束破るの苦手な選手多そう。
バジェット次第では夏レンタルもありそうである。ユニ買ったから頑張って欲しいのだけども。

以上!!後半戦はもっと楽しくなると期待を込めて!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?