【澤上竜二編】2023セレッソ大阪 レンタル組ウォッチ
先週投稿予定が今週になってしまいました、スミマセン。
こんにちは、Masyuです。
長らくやってきました前半戦レビューシリーズ、最後の記事となりました。
少し長々とやり過ぎたな…笑と反省しています。シーズン終了時のレビューではもう少しいいものを書きたいものです。
さて、最後の一回はガイナーレ鳥取にレンタル中の澤上竜二です。
今年でなんと30歳となり、レンタルバックは難しいと言わざるを得ませんが、J3→J1の飛び級個人昇格を果たした例も見ながら、後半戦どのレベルで活躍すれば道は開けるのか、という話までしていけたらと思います。
ラスト!!元気よく行ってみよ〜。
前回まではこちらから↓
◆鳥取で挙げた成果
■出場時間
リーグ戦・13/17試合出場(うち3試合先発) 423/1530分 0G0A
天皇杯・1/2試合出場(うち1試合先発) 77/90分 0G0A
■出場ポジション
・CF(4-4-2,4-1-4-1) 14試合
昨季は同じく鳥取で34試合中30試合に出場。チーム2位の7得点を挙げ、チームから必要とされてレンタルも延長。チーム得点王だった石川が熊本に引き抜かれたため、今季はエースとしての働きを期待されていました。背番号も39から9に変更されました。
シーズンがいざ始まってみると2トップの軸は在籍していた大久保と新加入の重松に。澤上はこの2人のコンディション不良を待つことになりました。
昨季、評価されていたポストプレーの強さは鳴りを潜めている印象で、FW間の距離もわりと遠目なのでポストプレーをしてから自分で展開をして…ということがあまり得意でない澤上はチーム設計も不利に働いてしまっています。
6/18に監督が変わっていますが、序列に明確な変化はなさそうですから、ここからどうなるかですね。(3試合2試合途中交代出場)
◆後半戦に向けた展望
J3が設立されたのは2014年のこと。FWといえば得点がやはり最も評価されます。ということで2014年から現在まで、得点王を獲得した選手が翌年どこでプレーしたかを見ていきます。
…J1に直接個人昇格した選手っていないんですね。原大智は翌年J1のトップチームでプレーしましたが、海外でプレーするほどのポテンシャルの持ち主だったことを考えると例外と考えていいでしょう。
昨季は松本から鳥栖に20歳の横山歩夢が個人昇格を果たしましたが、彼はスピード自慢のストライカーで29試合出場で11ゴールを挙げていました。
それ以外だと2019年群馬で17得点を挙げた髙澤(現町田)が翌年J1の大分に移籍したくらいで、2021年には鹿児島を満了となった和田(現レイラック滋賀)がトライアウトを経て鳥栖に移籍するということもありましたが、これも鹿児島では出場がなかったことから例外と考えるべきでしょう。
ここまで見ていくとJ3→J1がいかに難しいことかがよくわかります。
得点王だけでは足らず、若さも不可欠で、得点だけでなくスピードやパワーなど特出している部分がなければいけません。
いずれも難しい現状ですが、パワーに秀でているFWというのはセレッソには決定的に欠けている(レオ以外いない)ところではあるのでJ3で誰も澤上からボールを取れない!みたいな感じになって、15点くらい決めることができて初めて復帰が見えてきそうです。
加入当初は大学ナンバーワンストライカーと呼ばれ、初年度から前線の頑張り屋として出番を得ていましたが、度重なる怪我によって徐々に出番を減らしてしまいました。
正直、J2時代のベテラン大補強の割を食ったキャリアになってしまっている部分は大きいと思いますが、セレッソ以外でも必要とされ、もう一花咲かせてほしいなと思います。
◆前半戦レビューシリーズの最後に
初めてシリーズ物の記事を書くに当たって、多くの試合を見直し、多くのデータをかき集めたものの正直記事に普遍性や説得性を持たせるのにとても苦労しました。
特にシリーズ全体として、プレイスタイルや置かれている現状についてはフワッとした記述になってしまうことも少なくなく、もう少し図や客観的なデータの比較などを出しても良かったなと思っています。
この反省を活かしてまたシーズン終了時に頑張ります笑
少し休憩して、またプレビューを投稿する日々に戻ろうと思います!
これからもよろしくお願いします!
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