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5分で読める、株式会社カオナビを深読み【2019/3マザーズ上場】

※上場企業の決算を読もうプロジェクトについて※

9/6から1ヶ月間、上記のプロジェクトをFBグループで行うことにしました。ルールは以下になります。入りたい方がいれば、TwitterでDMかFBで申請をお願い致します。

プロジェクトのルールについて

目的:上場企業の決算資料を自分で読む癖をつける
期間:とりあえず9月の間毎日

①毎朝、テーマとなる決算資料をグループに貼ります
②各々読んでみてポイントとなりそうな所や気になった所を呟いてください。
※必ず一日一つはチャットで呟きましょう。内容は、数字の話でもビジネスモデルの話でもいいので、決算に対する呟きを自分なりにしましょう。
※2日間連続で何も呟かない場合やROM専の場合は、今回意図にそぐわないのでグループ退会してもらいます。
③皆さんの呟きは後で私がNote?などにまとめて読みやすく出来ればと思います。

※誹謗中傷も禁止で、カジュアルに議論しましょう。初心者の方も多いと思いますが、自分の意見をアウトプットする癖作りのために。よろしくお願いします

今日のテーマ

9/15本日のテーマ、カオナビ

成長可能性に関する資料
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/blj34n/

目論見書
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/connect/ipo/201902082101.pdf


深読みコメントまとめ

※参加者が後で読みやすいようにまとめています。学習の為の意見の提示・議論が目的となり、特定の人物や企業様を誹謗中傷する意図ではございませんが、もし、何か問題あればご連絡頂ければ直ちに対応いたします。宜しくお願い致します。

上場:2019年3月
上場の1カ月前に上場申請
上場当日成長可能性飼料
決算が四半期ごとに、決算説明資料、決算短信
1の部:上場申請書類=目論見書
成長可能性資料:プレゼン型
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/blj34n/
目論見書
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/connect/ipo/201902082101.pdf
Saas型のプロダクト
決算短信、有価証券報告書:固い資料、いい意味で素人が見てもよくわからない。財務資料だけじゃ、ビジネスモデルなどは見えてこない部分もある

決算説明資料、成長可能性資料:柔らかい資料、パワポなので比較的分かりやすい

Saas、サブスクで積み上げていく、
KPI:目論見書、20P

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上場した手前で月当たりの単価が下がってきている。ー5000
売上÷利用企業数
利用企業数は伸びているが、その分単価は落ちているはず?成長可能性資料には特別に記されていないので、隠したい部分なのかな
LTVがダイレクトに書いていない、解約率がポイントなモデルなのに言及されていない
BS,PL,CSでは、上場したばかりでキャッシュでも潤沢なので、あんまり細かく見る必要はない。
CSは見たほうがいい。営業、投資、財務のキャッシュフローが、それぞれ、+なのかーなのかを見たほうがいい。
営業はー、投資はー、積極的に投資しているはず、財務は+、資金調達したはず。デッドファイナンスも、今後進めていく中で、財務のキャッシュフローから読むと。
上場数年たてば、財務諸表からもっと読みあれば、どういうKPIでやっていて、どういうビジネスモデルがコアになっていて、どう推移しているのか、伸びているのであれば今後どうもっと伸ばすのか、下がっているのであれば、どう改善していくのか。
株価指標でいうと、PERやPBRがどうなっているか。PBRはよくないはず。
この会社に投資をするのか、転職するのか、取引しようなのかによって、見方は違う。
楽天、ヤフー、アマゾン:今後の伸び率とKPIを見定めて、推測していく、マーケットビジネス、取扱総額×収益率なので、各々の数字をどう伸ばせるのか。楽天に比べれば、ヤフーのほうがいいはず。類似企業で見る場合、売り上げの規模ではなく、KPIの伸び率で比較
いきなりつぶれないよね=財務諸表
黎明期のアマゾンのCCCは素晴らしい。仕入れ先に払うより、顧客から回収するほうが速いのがめっちゃすごい。
企業価、時価総額、Saas高い300~400憶
今期の計画ベースで、600倍って高くついている。
2008年設立、社員100名、幹部を見ると比較的人材系の経歴役員が多い
単独事業100%

【Saasのビジネスモデルで見ること】
初期費用+月額費用
顧客紹介手数料(インセンティブ)
一社あたり10万円

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【今後の成長】
単価が下がっているので、今後緩やかに落ち着いていく可能性はある。
認知が上場でついたため、今後グロースしていくという見方もある。
スマートHRのように、社員数×¥〇のビジネスモデルに変わっていく可能性はある。
ここ二年くらいが、Saas企業でのいい流れ
銀行や商社の時価総額がいくらなのか?
ゲームの時価総額10~20倍、成熟して終わってきている
SaasとAIの時価総額が今だと高めについている。
UUUMが時価総額が高い。
3~5年で上場したいのであれば、ある程度、PER(時価総額÷純利益)、PSR(時価総額÷売上)を見て、AIやUUUMなどの時価総額が付きやすい業態でやるのがいい。
カオナビさんIRみると営業黒字化したの最近なんですね。もちろん黒だから赤だから良い悪いと思ってませんが。マーケ関連と人員増のコスト影響と思いますが、既存導入企業のデータから逆算し、算段あってやってると思うので。思ったよりマーケット少ないもしくは圧倒的強い他社が出ない限りは、堅調にグロースしていくのかなと所感持ってます。
今期も絶好調ですもんね。
そしてこうしたSaaS系は赤字掘りに行った上にKPIの推移で大きく変わるとので社長の割合含めた資本政策悩みどころだろうなあと思います。
カオナビは割とウェイト高いので結構順調にいったのかな?と勝手に想像しています。
リクルートが中心に営業しているのですかね。600万以上が平均賃金、34歳くらいとすると、エンジニアを中心に採用しているのかなと気になりました。この辺りの営業、エンジニア比率が気になってます。

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利用企業数が1200程度でシェア30%前後というのが市場規模として小さく感じてしまうのですが、この手のサービスでは優秀な数字なのでしょうか??
30%と言う数字はシェアとしては、優秀と所感持ってます!たぶんですが、この界隈のサービス他社含めて入れている企業のうちの、と言う意味合いではないでしょうか!出なかった場合、小さいって同じく思います
出典はどこかの会社のレポートみたいですね
2018年4Qの営業損失がほかに比べてひらきがすごいあるなーと思ったのですが、こういう資料から考察立てる時ってほかにどこを見ればいいのでしょうか??もし、わかる方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると嬉しいです!

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おそらくですが、広告かなりふんだのかなと。

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ありがとうございます!
そこ見ればよかったんですね!
次回から参考にします!
丁寧に教えてくださりありがとうございました!

いつもありがとうございます。少しでも皆様の為になることを願っております