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【STEPN】HRの人間が深読みシリーズ


今回は、STEPNをHR目線で見て考察してみました!

深読みシリーズについて

目的:
HRとして参画しているAkiverseプロジェクトを盛り上げたい。
WEB3プロジェクトをHR目線で深読みしていくことで、Akiverseでも活用できる施策やアイディア等、WEB3独特の気づきがあればそこを中心に見ていく。

今回のテーマ:
『STEPN』

What is 『STEPN』?
STEPN IS A WEB 3 LIFESTYLE APP
WITH SOCIAL-FI AND GAME-FI ELEMENTS
PLAYERS CAN MAKE HANDSOME EARNINGS BY
WALKING, JOGGING, OR RUNNING OUTDOORS

2022年Twitterを中心に一躍話題となった「歩いて稼げる」アプリが『STEPN』。恐らく、このアプリからGameFiを知った人も多いが、HR目線で感じたことを書いていく。

特筆すべきDiscord採用

2021/11月Discordスタート:
・初期はDiscordでインフルエンサーの募集などを実施していた。Discord Channelの中に、Join-STEPN-TeamというチャンネルがありFormで応募可能→Instagramのインフルエンサーの募集が最初のようであった。

・Discordコミュニティのアナウンスメントで募集を呼び掛けて、Discord上でLv20以上(活発に発信している)な人のみを対象に応募用のチャンネルを開示。そこから更にスクリーニング実施した様子。採用ポイントは、コミュニティへの貢献度(=発信量)や言語レベル、SNS運用などに感じた。

最終の募集が4月頭、やはりサービス自体が下落してくると募集も出来ずに今はいる様子。採用自体もミニマムで止めているのではと見受けられる。

通常の採用について

サイトでは、コンテンツクリエイター職、PR/危機管理スペシャリスト職を募集しているのを見受けられた。
→コミュニティが出来たことによって、採用においても集客はする必要がなく、今Discordにいる人をどう繋ぎ止めるのかに特化しているのではと思われる。

広報チャネルから見る発信力について

https://www.linkedin.com/company/stepn-by-find-satoshi-lab/

https://www.freshworks.com/

どのチャネルにおいても、少なくとも数万人規模の影響力を持ち、仮に採用広報を行うにあたって非常に有力なチャネルになっただろう。このコミュニティ作りやユーザーとの距離感が近いというのもWEB2の採用とは違うWEB3での採用の特徴だと感じられた。

気づき

https://www.upwork.com/freelance-jobs/apply/Blockchain-developer-needed-make-apps-like-Stepn-GMT-which-focus-drive-earn_~014dc21ce5b11f25f1/

業務委託ワーカーを探すプラットフォームのUPWORKで見ていて、面白いことがあった。『STEPN』ではないGameFiの募集で、STEPNのようなサービスをしていてこのポジションを募集していると書いている企業がいくつかいたことである。WEB2においても、ToCのビジネスでの採用でたまに見受けられたが、○○のようなサービスが出来るデザイナー募集などといった身近な会社を想起させて応募しやすくするのが狙いだと思われる。
これも、WEB3というコミュニティ中心の採用形態だからこそ、活かせる方法なのかもしれない。弊社でも見習っていきたい。

まとめ

2022年のGameFi火付け役の『STEPN』を深読みしてみた。ユーザーとしては情報を集めていたが、HR目線で見てみると流してみていた情報も狙いがあったことがあって勉強になった。HRのあり方も今後どんどん変わっていくと思うので、適応していきたいと思う。

いつもありがとうございます。少しでも皆様の為になることを願っております