TOKYOワインステイ ~2021秋の陣~
みなさん、こんばんわ(^O^) 3000円ワインの民、ますたやです^^
ここ最近、ありがたいことに、リアルのワイン会がすこしずつ増えてきました。まだまだ本格始動!とまではいかないのですが、なかにはリアルでハジメマシテをさせていただくこともあったりして。
・・・と、いうことでわたくしますたや、こんなものを作ってみました。
じゃん!
▶ アルパカ名刺!
わたくしますたや、あくまでただのワイン好きアルパカなので、自分のお店や所属があるわけでもなく、柱になるようなコンテンツがあるわけでもない。そうなると「ハジメマシテ」をさせてもらった方と、ご縁を繋いでいくのにちょっと工夫が必要だったんです。
とはいえなかなか口頭で、Twitterアカウントやnoteのアドレスを伝えたところで、伝わりづらいんですよね。飲んでると、忘れちゃうし・・・(だいたい飲んでるし・・・)しかも「ますたや」ってちょっと耳で聴き取りづらいので、「え?ま、す… ます?・・・た?やさん??」と、ハテナ付きの発音になることも多かったんです。その単語どこで切るねん、と。(ますた スペース や、です。)
なので、名刺を作りました。文字で見たほうがわかりますしね。なにより、忘れてても、思い出せる。宣伝できるものがないなら、いっそ直接わたしに繋がってもらおう、という、わりと強引な作戦です!
このピンク色の名刺で、偶然の出会いを大事なご縁に繋いでいけるといいなあ…!
現地で出会えたみなさん、どうかこのピンク名刺を、乾杯ついでにもらってってください(^♡^)もちろん、リアル名刺を交換してくださる方がいらっしゃれば、わたしとしては大歓迎です☆(笑)
さて、と、いうわけで。
今回はそんなリアルワイン会を、仲間内で主催してきました。
11月23日(火)、勤労感謝の日。しっかりワインで、勤労を感謝してきましたよ!(セルフで)
今回のワイン会は、「TOKYOワインステイ ~2021秋の陣~」と題しまして、ホテルをデイユースして、プチ旅ワイン会を楽しもう♪ の会です!
ワインステイに使わせていただいたホテルはこちら。新日本橋駅から徒歩2分、GATE STAY PREMIUM日本橋 さんです。
「周囲にランニングできる環境がある」「キッチンがついている」「食卓がある」ことを重視して見つけた、こちらのお宿。費用は4人で合計10000円、おひとり2500円でした。ハイコスパ…!
▶ 広い & 綺麗!大満足。
集合時間は、各自、自由!このゆるさが、ステイケーションの素敵なところ。アルパカはせっかくなので、ランニング仲間を誘って、皇居までひとっ走り行ってきました。なんせこのあと飲むからね… さきにエネルギーを消費しておく作戦です。
▶ 秋色に染まる皇居外周。
▶ 遠くに見えるのは東京駅。いちょう並木が美しい!
ざっと8キロほどのランを終え、シャワーも浴びて、いざ、ランチの確保へ!
今回のメイン料理は、コレド室町のケヴォ―リアさんのでっかいPIZZA。
日本橋三越の地下にて、デパ地下のお惣菜もゲットしました。ひょ~ 高まる~!
あらためまして、それぞれの活動を終えてホテルに集合した我々。さあ、いよいよ、ワイン会のスタートです!
▶ おいしそう~♡
今回はみなさんに『1本ずつ』ワインを持ってきていただくことになっていました。ワインのテーマは特に決めず、それぞれお好みで持ち寄っていただいています。
そして集まったラインナップは、こんな感じ。
▶ 左から、ミューレのクレマンダルザス(フランス)、アリラのトリブン(ルーマニア)、八剣山ワイナリーのブレンド赤(北海道)、ココファームワイナリーのプティマンサン(栃木県)。
おおぉ~… これはなかなか・・・散らかってて、いいんじゃないでしょうか!^^
と、いうことでさっそく、ミューレの泡からいただきます^//^
Muré Crémant d'Alsace Cuvée Prestige
こちらはわたしが持って行ったワインです。写真を撮り忘れたので、これは以前うちで飲んだフルボトルの写真ですが、つまりMUREさん、うちでよく飲んでいるんですよ。ファンなんです。おいしいんですよね・・・クレマンなのにお安くて、それでいて味わいがしっかりしていて、フルーティ。
ビオディナミで造られているのでやや独特の味わいがないわけでもないですが、それもそのはず、こちら自然派ワインがお得意なオルヴォ―さんがインポートされています。ご近所のソムリエに言わせると、「いい意味でオルヴォーらしくない」ワイン、とのこと。悪口じゃないですよ、いい意味です。
ちなみにハーフにしたのは、わたしがケチだったからだけではなく(それはそうとして)、それぞれが1本ずつ持っていくと、それぞれが1本ずつ飲み切らねばならないという事案が発生するからです。平日の間にある祝日としては、なかなかの修行。それを避けるために、あえて量を減らしています。決して、わたしがケチだから、ということだけじゃないですよ。(ケチなのは、ケチだけど…!)
ココファームワイナリー プティ・マンサン 2019
続きましては、こちら。栃木県のココファームさんが作る、プティマンサンです。プティマンサン・・・え、誰?
確かにこのプティマンサンさん、アッサンブラージュされたものは見かけるのですが、単品種で見かけることって、そんなになかったような・・・
と思って、【プティマンサン】で検索してみると、ココファームワイナリーのワインがヒットします。・・・いや、これやん! あたしゃ今、そのプティマンサンを調べてるんや。プティマンサンを調べたらプティマンサンが出てくる、プティマンサンの無限ループ。小学生の頃、「プライド」を辞書で調べたら「自尊心」って書いてあって、「自尊心」の項目を見たら「プライド」って書いてあったときくらいの、衝撃的な無限ループ。
ちなみにココファームさんの紹介動画によると、このプティマンサンの原産地と足利の気候が似ていたので、作られはじめたとのこと。へ~!
さて、ワインをグラスに注ぐと、おおう 華やかなイエロー。なんとなく、南側の雰囲気がかもし出されています。心地の良い樽香もあって、なかなかおいしそうな香りです。
飲み口は思った以上にふくよかで、酸はあるけれどお優しめ。全体的に丸みがあって温かなワイン、という印象です。2019といえどまだ若々しく、微発泡も感じました。それからミューレ同様、こちらも結構、自然派の風味が漂っています。
2015年ヴィンテージは「四季島」にも採用されているとのことで、一定のファンがいらっしゃるおワイン様のよう。うんうん、わかる。しっかりとした造りの、いいワインだったと思います。プティマンサン、なるほど、おぬしやるな・・・
八剣山ワイナリー べるる Belulu
お次はこちらです。八剣山ワイナリーの赤ワイン、べるる。
・・・八剣山ワイナリー?
失礼ながらこちらの八剣山ワイナリー、今回初めて知りました。なんせ今この記事を打つ最中も、まず「八剣山」が変換できてませんからね。八剣伝、って打って、「伝」を消して「山」にしてます。うそやろ。地名なのに? なんならたまに「八犬伝」になるし、うっかりところどころ犬がいるんじゃないかと心配です。犬を見つけてもそっと「剣」に変換してください、心の目で…
ということで、八剣山ワイナリーです。なぜ、このワインだったのか。それは、これを持ってきてくださった方の実家のすぐそばに、このワイナリーができたから。
え、ワイナリーってそんな急に実家のちかくにできる?
さすが北海道、起こるできごともでっかいどう…
グラスに注ぐと、わりとしっかり紫色。よく見るとやや濁っていて、ノンフィルターのようにも思えます。
使われている葡萄は、北海道産ぶどうを数種類ブレンドしているとのこと。うーんと、ツヴァイゲルトレーベとか、キャンベルアーリーとか、そのあたりでしょうか。
こちらのお味がまた、とってもおもしろい!「なにっぽい」と形容しがたい、個性豊かな味なんです。といっても、いわゆる「飲みにくいワイン」を表現するために使われる苦肉の策としての「個性豊か」という表現ではなく、実際にこんな感じのワインって、ほかにあまり思い浮かびません。
しいていうならば、「葡萄ジュースっぽい」。黒ブドウジュースをそのまま飲んでいるような、フレッシュで果実味があるキュートな味。それでいて、ちゃんと複雑みがあって、意外と「赤ワインらしさ」もありました。
この会を開かなければ、出会うこともなかったかもしれない、このワイン。こういう出会いがあるから、新しいワインと出会うのって本当に楽しいですよね…!
さて、このあたりまでで、だいぶワインを飲んでいる我々。
わたしが次のベーコンを炒めて戻ってくると、なんと全員が眠りに落ちていました。自由か。
でも、思えばこれって、ステイケーションとしては実に正しい遊び方ですよね。自由に来て、自由に食べ、自由に眠って、自由に帰る。なんという贅沢。
ベッドに横たわるもの、ソファーでクッションを抱きしめているもの、みんなすやすやと、気持ちよさそうです。よかったね…!
ということで、眠っちゃったもんはしかたない。起きているわたしは、次のワインを飲むしかないわけです。(暇なので)
アリラ トリブン 2016
▶ 炒めたベーコンはどんどん冷えますが、仕方ないです。なんせみんな、すやすやなので…
さてこちらのワインは、ルーマニアのアリラが作る、トリブンという赤ワイン。うちの夫の持ち込み分。
なぜこのワインを選んだかといいますと、
こちら、ブルガリアのワイン、エニーラ。ますたや家はこのワインが大好きなんです。なんせわかりやすくおいしく、しかもコスパがよくて重宝しているのですが、トリブンはこのエニーラの醸造家であるマーク・ドゥウォーキン氏がつくる、ルーマニアのワインなんです。へー!
品種の構成もおもしろくて、フェテスカ・ネアグラ50%、メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニヨン20% という、「ボルドーの下支え」のうえに「ルーマニアの地品種が乗っかっている」ような雰囲気。
味もまさにそのような感じで、しっかりとフルボディの赤ワインでありながら、どこかボルドーとはまた違うスパイシーさが漂います。酸もありますし、造りが綺麗。それでいて、ややふくよかなタンニンがあとを引きます。
普段あまりワインを飲まない方でも「いわゆる赤ワインらしい」味として楽しむことができそうですし、ちょっと慣れている方なら「ん?なんかひと味、ひねってない?」と言いたくなっちゃうような、そんな絶妙なバランスのワイン。うーん、おいしい。本日の締めに申し分のないワインだなあ…
ひとりで飲んだって、おいしいワインはおいしいな~!(大声)
小一時間ほどのすやすやタイムののち、起き出してきたみなさんと残りのワインを楽しみ(よかった…)、
大画面でアラフェスを流しながら在りし日の嵐に手を振って、本日のTOKYOワインステイは幕を閉じたのでしたーー
あ~、楽しかった!
リアルワイン会のいいところは、自分だけでは普段出会わないワインに出会えるところですね!またのんびりとワイン会を企画しつつ、新たなワインや新たな人に、出会って行きたいな~と思っています^//^
それでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました(^O^) ワインが繋ぐご縁をこれからも楽しんでいきたいと思います♪ 3000円ワインの民、ますたやでした!
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■ ますたやとは:
関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。3000円ワイン以外のワインについては、Vinicaにて夫が更新中。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!
twitter:@3000wine_tami
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