blue rose

私は、大学受験では化学と生物選択だった。志望大学の生物の試験問題がかなり難しいということもあり、高3から予備校で生物の授業を受けはじめた。

予備校の先生の授業はわかりやすかった。教わった知識が身についていたかはどうかとして笑。

たくさんあった授業の中で特に印象に残っているのが青いバラの話の授業だった。



青いバラは自然界には存在しない。バラには青色色素をつくる遺伝子がないからだ。カーネーションや菊などもそうらしい。

じゃあどうやって青いバラをつくるのか。バラに他の植物の青色遺伝子を導入する。遺伝子組換え技術を利用するのだ。

実際には、パンジーの青色遺伝子が発現して作られた成熟mRNAを逆転写酵素を用いてDNAにしてバラになんとか導入する…ここら辺は割愛。


とまあこうして青いバラが誕生した。15年以上前のことらしい。


自然界には青いバラは存在しない。だから花言葉は「不可能」だった。でも青いバラが作られて花言葉が「夢かなう」に変わった。



私が今一番気に入っている花言葉はこれかなあ。

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